東京大学入試問題解答・解説
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慶應義塾大学 世界史 2023 解答・解説
このページは、慶応世界史の解答速報・過去問・解説・作問方法・各学部の傾向と対策を扱っています。慶大対策。
慶應義塾大学世界史の特徴
各学部で問題が全然違う。
例えば、慶應経済は論述祭りなのに、慶文は穴埋め作業だけだったりする。
故に、各学部の過去問対策が有効である。
連続受験による優位性は全く無い。
法学部
慶應義塾大学法学部(世界史)
2020/2/16(日)
論述:
なし
地図問題:
なし。
しかし、地理を問う問題はあり。
書き取り:
なし
穴埋めが語群選択が多い。
慶応は、アイウエオ順。
2020慶法の難度は鬼畜。
7割できれば、上等。
大問Ⅰ
インド・イラン史
ワズィール(大臣)やハルジー朝を聞いている。
難しい。
宗教の特徴を聞くのは良い問題だと思うが、
事務処理が大変。
大問Ⅱ
アメリカ大陸史。
ガルシア=マルケスの『百年の孤独』は
用語集に載っていない。
正誤問題。
アストロラーベ、ラスカサス、
アメリカ独立戦争、
ホセ=リサール
反共軍事同盟の順番(良問)
戦後米国大統領(良問)
NAFTAの形成過程は、用語集不掲載
大問Ⅲ
ネットワーク史。
特に東南アジア史。
パーンディヤ朝とパッラヴァ朝を
タイミングだけで聞いている。
まさしく、鬼畜の所業。
ピューとドヴァーラヴァティーの出題は
ぎりぎり許せるが、
サーフィン文化を用語集不掲載。
ジャーヴァカも不掲載。
シャーバンダルも不掲載。
このような出題をする慶法に
進学する価値はあるのか?
大問Ⅳ
中国の近現代史。
直隷派と安徽派が少し難しい。
団練も、少し難しい。
それ以外は基本。
たかだか、個人塾の分際で、
あえて、以下を述べさせて頂きます。
今回の慶法の出題は、
大いに支障があると思います。
教科書以外から出すのは、
受験生をあまりにも馬鹿にしています。
また、このような出題では、
点差は開きません。
ボーダーに多数の生徒が集まり
選抜の観点からもよくありません。
このような作問者がいる慶法に、
自身は塾生を送る気はありません。
文学部 傾向と対策
(世界史)
ひたすら穴埋め。
長文の穴に、書き取りしていく。
一問一答もある。
用語集に載ってないものも出題されるが、無視して良い。
誰も解けない。
長文の質の差が激しい。
2020年のチョコレートの文章等、興味深く上手な文章もあるが、
受験のために仕方なく書いたやる気のない、全く価値のない文章もある。
(2021年の中央アジアの文章はひどい)
世界史の入試問題だけ見るならば、慶文より、早稲田の文や文構に進学するのがよいと思う。
早大文・文構と違い、慶文はセクション単位で出る。
つまり、慶文は「得意な範囲だけ、出た!」ということがある。
これも、ちゃんと選抜しようという気持ちは見られない。
「慶応は学生を大事にする」と聞いているが、
慶文の入試問題からは感じられない。
だらだらと作られた文章は、受験生から、集中力を奪う。
そのため、文章全体を読むのではなく、
穴前後を読む事で、集中力を維持せよ。
慶應義塾大学文学部(世界史)
2021/2/15(月)
論述:
2020も、2021もなし
地図問題:
2020も、2021もなし
書き取り:
2020も、2021も
長文の穴に、書き取りを入れて行くスタイル。
一問一答もある。
2020も、2021も
正誤問題は全くなく、
受験生に論理的思考力を試さない。
大問Ⅰ
道の話。
文章も面白く、出題の範囲も広い。
この作問者の講義を受けたい。
2020と同じく、穴埋めと一問一答。
大問Ⅱ
近代の朝鮮・中国史。
2020と同じく、穴埋めと一問一答。
大問Ⅲ
イスラム史。
サファヴィー朝を軸に文章を書いているが、何を言いたいのか、全く分からない。
この程度の文章力で、慶応文学部教授なのか?
大問Ⅰとの落差があまりにも激しい。
キジルバッシュは山川用語集に載ってない。
2020と同じく、穴埋めのみ。
大問Ⅳ
航海と殺戮。
広い範囲から出題。
2020と同じく、穴埋めのみ。
慶應義塾大学文学部(世界史)
2020/2/15(土)
論述:
なし
地図問題:
なし
書き取り:
長文の穴に、書き取りを入れて行くスタイル。
一問一答もある。
正誤問題は全くなく、
受験生に論理的思考力を試さない。
大問Ⅰ
戦争の話。
穴埋めと一問一答。
大問Ⅱ
主にイスラム・アフリカ。
穴埋めと一問一答。
大問Ⅲ
中国史。
宋~明末。
穴埋めのみ。
大問Ⅳ
ユダヤ史。
穴埋めのみ。
商学部
慶應義塾大学商学部(世界史)
2023/2/14(火)
準備中だよ~
慶應義塾大学商学部(世界史)
2020/2/14(金)
60分の試験時間。
穴埋めは平易だが、
アイウエオ順とは記号を探すのが大変。
短論述が多い。
時間配分をしっかり!
論述:
短論述
王位継承権主張の理由・・1行?
重金主義とは・・20字
イギリスの産業革命が速い理由・・30字
産油国の力が弱い・・・20字
石油戦略は何か・・・20字
イラン・イラク戦争勃発理由・・1行?
地図問題:
なし
書き取り:
少しあり。
放伐・禅譲など漢字の練習必要
大問Ⅰ
継承の歴史
今年の作問者はユニークなので、
もしかして、慶商とかけているのか・・・
穴埋めは要満点
少ない書き取りも、比較的簡単。
王位継承問題の小論述が少し難しいかも
大問Ⅱ
試験日2/14にちなんで
チョコレートの歴史。
コロンブスがサトウキビの苗を
新大陸に持ち込んだのは難しい。
G20の構成国を聞くなど、時事ネタ。
大問Ⅲ
アメリカ経済史や現代史。
気候変動枠組み条約は難しいかも
経済学部 傾向と対策
(世界史)
試験時間が80分だが、全然足りない。
とてつもない量の論述が出される。
論述は字数ではなく、行数の指定。
世史受験からしかわからないが、論述問題が多いため、国立受験との併願しやすい。
並び替え問題・資料問題が特に多い。
グラフ問題も頻出。
2021年の作問は、東京書籍を参考にしていると推測。
【演習】 慶応経済2006世界史 並べ替え・正誤問題 ~ 入試問題まるごと解説_但し、大問1のみ
【論述】 慶応経済世界史2006 ~ 論述部分を解説_国連部分のみ
慶應義塾大学経済学部(世界史)
2021/2/13(土)
試験時間:80分
論述:
遷界令 2行
露清間国境画定条約 3行
ロシア社会主義の諸党派 3行
大韓帝国の意味 3行
太陽の沈まぬ国 2行
奴隷投入の経緯 2行
アカプルコ貿易 2行
書籍制作が容易に 1行
英国宗教改革 2行
国民公会と七月王政の選挙制度 1行
地図問題:
あり。難しい。
ティルジットやアミアンの位置は難解。
資料問題:
資料問題と並び替え問題が混ざっている。
読み込みに相当な時間がかかる。
書き取り:
ほんのりある。
大問Ⅰ
東アジア史
日本史のとの絡みが多い。
沖縄県設置と壬午軍乱と因果関係とか、ゆげは分からん。
大問Ⅱ
大航海時代・絶対王政
問い10(2)で、時代順に並べて、泣いた奴がいると推測
大問Ⅲ
問14が典型例であるが、
いきなり資料ではなく、まずは問題から読んだ方がよい。
問16のアミアンとティルジットの場所を聞くのは、かなり難度が高い。
慶應義塾大学経済学部(世界史)
2020/2/13(木)
試験時間:
80分~長いね。
けど、論述問題や並べ替え問題が多く
時間は余らない。
論述:
合計、約630字
とても多い。
約60字・・・対抗宗教改革
約90字・・・『崇禎暦書』と『幾何原本』
約90字・・・典礼
約90字・・・ポルトガルの中継貿易
約60字・・・モノカルチュア経済
約90字・・・大陸封鎖令
約60字・・・三圃制から四圃制
約90字・・・冷戦終結の経緯
解答用紙の枠(一行あたり、0.8cm×17cm)に
収まればよい。
だいたい、1行あたり、
30文字程度だろうと言われる。
マス目がないため、
シャープペンで小さく書けば、多く書ける。
地図問題:
キューバ・ジャマイカ・イスパニョーラ
スターリングラード・テヘラン
ヤルタ・ポツダム
資料問題:
毎年ある
書き取り:
少ない。
メインは並べ替えと正誤。
大問Ⅰ
大交易時代・絶対王政
ポルトガルの拠点を4つ
フェリペ2世在位期間中のイベントを三つ
大問Ⅱ
選帝侯ベーメン王
『四人の使徒』
グージュの処刑タイミングは難しい。
ウィルバーフォース
四圃制の作物
大問Ⅲ
戦間期の独仏の平易な問題
戦間期の参政権拡大
1919~1929までのイベント全て抽出
一次大戦の講和条約。平易。
二次大戦の地図。平易。
資料問題.バルト海とアドリア海は平易。
鉄のカーテン・西独のNATO加盟・オーデル=ナイセを並べ替える。勝敗の分かれ目
EUの形成過程