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合格体験記

慶應義塾大学法学部政治学科 すもも(仮名)

ゆげ塾で最も共テの点数が低かったと思います。でもギリギリ滑り込みました。逆転体験記、ぜひ読んで下さい!笑

○氏名

すもも


○高校名

都内の女子高


○現役



○共通テスト点数 

世界史 61/100点

国語96/200点 ←途中で体調を崩し、ほとんど読むことができないままマークしました。共テで失敗しても、前を向いて、すぐに切り替えて私文の対策に専念するべきです。

英語リーディング 88/100点  

リスニング 93/100点



○合格校

慶應義塾大学法学部政治学科(進学)

立教大学文学部英米文学科

立教大学観光学部観光学科

立教大学コミュニティ福祉学部福祉学科

中央大学国際経営学部国際経営学科

法政大学経済学部現代ビジネス学科

法政大学法学部国際政治学科

日本女子大学文学部史学科

昭和女子大学国際学部英語コミュニケーション学科

○不合格校

早稲田大学文学部

早稲田大学教育学部英語英文学科

慶應義塾大学文学部

上智大学総合グローバル学部

上智大学外国語学部英語学科

上智大学文学部英語英文学科



○資格

TEAP 335点←対策は直前の数日で、形式だけ見て受けました。上智を目指している人は、しっかり対策をして臨むべきです。

英検 準一級(2533点)

○ 勝因

英語

慶法は英語の配点が高く、英語が得意な人には有利です。実際、自己採点では9割程あったので、合格を頂けたのは、英語が大きいと思います。

私立文系では英語が本当に鍵です。幼少期に海外に住んでいたこともありますが、私の学校の授業は、早慶などの過去問を予習として解き、解説を受けるというスタイルだったので、自分でやらずとも、沢山演習できていたのだと思います。また、英語は平岡塾(後述)に通い、3年間、一番力を入れたこともあると思います。

受験慣れできた

私は、成績が安定しなかったので、幅広く沢山の学校を受けました。志望順位が低い大学から順に受けたので、早慶の頃には受験会場に着いてからのルーティンもできていました。また、毎回受験後に、ゆげ先生の解答速報や、他塾の解答速報で必ず答え合わせをして、間違えたものを一問一答の裏に書いて、次の受験の際に必ず確認していました。この期間に粘ったことで本当に伸びました。特に全く同じ問題が出るということを何度も経験しました。(今年はインカ帝国など)間違えたところを見つけるのは辛いけど、次に同じものを間違える方がもっと辛いです。絶対に復習しておくべきだと思います。

自信がある状態で臨んだ

慶應に関しては、しっかり過去問対策をしていたので、本番席に座った時に、自分が一番頭が良い、と暗示をかけて乗り切りました。他の大学では、得意だったはずの英語で焦ってしまい、実力通りの結果が出せなかったこともありました。絶対に過去問対策をして、暗示がかかる状態にしておくと良いです。

共テで失敗した

私は共テの対策するにあたり、記帳をし、センターの過去問では9割行っていました。しかし、共テ数日前まで温存しよう!と共テの過去問を一度も解かずに、数日前に解いて、自分が読み取り形式の問題が苦手だということに気づきました。そしてそのまま試験に突入、結果は6割でした。

本当に落ち込みましたが、私は追い詰められると頑張れるタイプだったので、そこから反省して猛勉強しました。毎日やるべきことを明確にして、ペースを乱さないようにしていました。

共テで自分の実力を知る事ができ、そこから頑張る事ができました。



○ 敗因

1.国語が苦手だったこと

直前期、世界史を上げることに追われて、国語を疎かにし、結局特に苦手だった古文と漢文は上がりませんでした。世界史は国語に比べて結果が出やすい科目なので、夏ごろまでには通史を終わらせて、基本事項は完璧にするべきでした。

2. 演習の回数が少なかった

私は、世界史の通史が終わったのが10月頃でした。詰めが甘く、完全に知識が定着していなかったため、知識が完璧になったら、と演習を後回しにしていました。また、通史授業が土曜のみになってから、自分で進めるべき範囲と対面授業を受けた範囲との定着度の差が激しくなってしまいました。そして、演習が不十分なまま、試験に突入して、毎試験後、試験を受けてゆげ先生の解答速報を見ながらそれを復習する、ということを繰り返す内に、何度もインプット、アウトプットすることの重要性に気づきました。試験では、指定時間内で問題を読んでそれを解くので、当たり前ですが知識があるだけではいけません。

また、私はいつも授業の予習復習の際には、苦手な中国史の漢字を裏紙に書いて練習していました。しかし、直前期には余裕がなくなって、漢字練習をしなかったため、本番漢字が思い出せない、ということが何度もありました。絶対に最後まで辞めてはいけなかったと後悔しています。



○ ゆげ塾の活用法 

通常授業

私は強制されると頑張れるタイプの人間だったので、ゆげ塾のTBや外歩きのシステムによって、自分なりの勉強法を確立することができました。参考までに私の勉強法です。

学校がある週はまずその週の水曜日に参考書(青木裕司世界史B講義の実況中継)を読み、並び替えの繋がりを考えながら、流れを把握する。次の日に、もう一度参考書を読み、再び流れを把握し、ゆげ塾の一問一答をやる。そして前日には何も書いていないtbの表をもって、流れを声に出して説明し、ゆげ塾のテキストを見ながら、取りこぼしている所がないかを確認する。当日も学校があったので、学校に残って流れを復習し、問題を先に解いて、行きの電車で一問一答で復習する。授業後にもう一度問題を解いて、復習するという感じでした。要領が良いとは思えませんが、暗記に徹さず流れを何度も繰り返すことで、知識と流れが定着したと思います。しかし、通常授業を受けることができない範囲に関しても同じくらい緊張感をもってきちんとやるべきでした。

また、縄跳びは、皆でやる内容に偏りがあったので、スマホのロック画面にして、とにかく家でも鼻歌替わりに縄跳び表をとなえていました。本番でも、ど忘れしそうになったら、縄跳び表を頭で唱えていました。本当にこのシステムのおかげで苦手な暗記が好きになりました。

TB は本当に役に立ちました。これまで世界史に伸び悩んでいた時、いろいろな方に、流れが大事、とアドバイスをいただいていましたが、具体的にどうやって流れを把握するのかが分からず、悩んでいました。しかし、TBリストには重要な出来事が書いてあり、そこからどうしてこうなるのか、を考える事で一つの大きなストーリーを読んでいるようで面白くて、覚えることができるようになりました。

ゆげ塾の世界史は深くて本当に楽しいので、毎回楽しみに通っていました。


演習

私は高3の初め頃~夏頃までは何度か演習に出ていましたが、周りのレベルの高さ、緊張感、通史が終わっておらず、先生の解説が理解できなかったことなどが原因で挫折してしまいました。しかし、本当にあの緊張感の中で間違えた問題は絶対に忘れません。少なくとも、夏までには通史を終えて、基本事項が入った状態で演習に参加すると効果が抜群だと思います。


論述

私は上智のteap型を受けるのにもかかわらず、ゆげ先生の論述には1回しか参加せず、あとは自分で参考書や過去問を使いながら復習していました。しかし、自分では何が抜けているかがはっきりとは分からず、結局本番も自信がないまま受けることになりました。結果上智は不合格だったので、しっかり対策をできる時間を作り、余裕をもって論述演習をするべきでした。



○ 他塾・学校の活用法 

平岡塾(英語)

高校一年生から約三年間お世話になりましたが、本当に素晴らしい塾です。私は小学生の頃に海外に住んでいた経験があり、感覚で解いてしまう癖があったので、正しい文法を習うために通い始めました。実際、宿題の量は多いですが、構文をとりながらしっかり読んだり、和訳でも細かいところまで注意しながら解くことができるようになりました。要約や英作など時間がかかる宿題の内容ですが、その分直前に焦るようなことはありませんでした。


鶏鳴学園(国語、小論文)

鶏鳴学園の国語は論理的です。

現国を対、言い換え、媒介の3つの論理で教えていただきました。古典も、何となく解くのではなく、根拠が必ずあるということがわかりました。

慶應の小論文対策は特に良かったです。鶏鳴学園では他の塾とは異なり、小論文を自分の経験を用いて書きます。自分の書いた文章を先生や同期から批判を受けることは、自分を大きく成長させてくれました。



○ お薦めの参考書・問題集

私は共テの点数でわかると思いますが、世界史が苦手だったので参考程度に載せておきます。

・青木裕司 世界史B講義の実況中継

鶏鳴学園の先生に勧めていただきましたが、私の学校は休み時間などにスマホを使用禁止だったので、ゆげ先生のメンバーシップを聞く代わりにこれを使っていました。ゆげ先生の授業はとても深いので、ここには載っていないような事項もありましたが、青木先生の解説は本当に分かりやすいので、世界史に苦手意識が強い人におすすめです。私はどこに行くにもこれを持ち歩き、受験本番までにこれを8周程しましたが、ゆげ先生の解説を思い出しながらこれを読むとより良いと思います。

・入試に出る 世界史B 一問一答

ゆげ塾の一問一答にはあって、これには載っていないというものもいくつかありました。実際、文化史などはこれだけでは不十分な気がしていたので、ゆげ塾のテキストとアプリに頼っていました。しかし、問われ方が実際の入試の文章のものだった点は良かったです。また、情報量がそれほど多くないので、難問や文章の下の赤字までしっかりチェックするべきだと思います。私は、入試本番であの小さいところだったけど、何だっけ、、と思い出せずに後悔しました。

・実力をつける世界史100題

何か一つ問題集をやりたい、と思い購入しました。レベルが高いので、早慶上智に良いと思います。私は、苦手な範囲だけこれを解いて、中途半端にしてしまいました。ですが、ゆげ塾のテキストと一問一答で十分だと思います。ゆげ塾を信じた方が良いです。




最後に、本当にゆげ塾という場所に出会えて良かったです。受験勉強が楽しい!と思うことができたのも、こんなに深くて面白いゆげ塾の授業を受けることができたからです。初めは、周りのレベルの高さに落ち込みましたが、毎週今日は早押し何個!とか目標を決めて取り組むことで、どんどん世界史も楽しくなっていき、前向きに受験勉強に取り組むことができました。最近ニュースを観ていても、これあの出来事と似てる!とか感じられるようになって、以前より、物事を客観的に見ることができるようになったと感じました。自分よりも周りができる、という状況に身を置いたことで、常に向上心を持つことができました。

私がいうことができる立場ではありませんが、努力している自分を好きになるということも大切だと思います。

いつも一緒に授業を受けて刺激を与えてくれた同期や後輩の皆さん、授業外や授業時にたくさん準備をして下さったチューターの方々、世界史をこんなに楽しいものだと気づかせて下さったゆげ先生、本当にありがとうございました。そして、いつもご飯を作ってくれ、励ましてくれ、塾に通わせてくれた家族にも感謝をしています。

本当にありがとうございました。


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