東京大学入試問題解答・解説
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共通テスト 世界史
100点満点 獲得方法
共通テスト 世界史B 本試
R6 2024/1/13(土)
01 ①
02 ④
03 ⑥
04 ④
05 ②
06 ②
07 ③
08 ①
09 ⑥
10 ②
11 ③
12 ④
13 ②/④
14 ➀/⑤ *補足あり
15 ②
16 ④
17 ⑤
18 ③
19 ④
20 ②④二重正解
21 ②
22 ③
23 ①
24 ②
25 ⑤
26 ③
27 ③
28 ①
29 ④
30 ①
31 ④
32 ③
33 ④
補足:
マーク13で②を選んだら、
マーク14は①「涙の旅路」が正解。
マーク13で④を選んだら、
マーク14は⑤「共和党」が正解。
マーク20の二重正解部分に関しては、
解答解説PDF内に、レポートがあります。
(2024/01/13 17:42時点)
【講評】
昨年に比べ大きく易化(いか)
去年が難しすぎた。
他の教科の出来具合や配点にもよるが、
国立・早慶の合格を狙うならば、9割必要。
マーク1は、比較的良問。
中央集権・封建制の仕組みを理解し、 史料と合わせて解くのが一般的。
但し、 仕組みの理解と李斯の知識だけでも解ける。
史料だけでも、解ける。
マーク2は 呉楚七国の乱が諸侯の反乱で、
黄巾の乱、赤眉の乱が農民反乱であることを 聞く、比較的良問。
同じマーク3も、 永楽帝が、
北方には位置された親藩という理解が 必要で、これも比較的良問。
マーク4は単純に、 神聖ローマ初代皇帝の業績を聞く、 つまらない問題。
マーク5も ノルマンディー公ウィリアムと 小学校の国語の問題。
マーク6は 固有名詞を差し替えただけの作問に全く努力を感じられない問題。
マーク7は、良問。
史料とビスマルク罷免を組み合わせて解く、 いい問題。
マーク8は、 グラッドストンの業績を聞くだけの問題
マーク9は、 問題文でサッチャーと特定出来て、史料の意味がない
あああああああああああああ・・・ もういい、キリがない。


二重正解の恐れ・・・共通テスト 世界史B 本試
R4 2022/1/15(土)
マーク25の解答は、
大学入試センター発表の①だけでなく、
⑥も正解と、ゆげ塾は判断。

以下、詳細。
あ:「スペイン内戦の時期から第二次世界大戦期にかけての日本の政権は、ファシズム体制だったと言える。」
・・・の根拠は、
X「国民社会主義を標榜し、経済活動を統制した。」も根拠になる。
確かに、
「国民社会主義」はナチズムのことであるが、
日本も「国民社会主義」を標榜していると解釈できる。(標榜を広く考えれば)
例:「国民精神総動員運動」「国体の本義」
以下、山川出版社『日本史用語集A・B共用」より


そもそも、本問が扱う「国民社会主義」という概念は、
世界史Bの教科書では説明されていません。
(山川・帝国・東書・実教の最新版で確認済み)
確かに、本問は、抽象的な理解を問う良問である事は、
評価しますが、二重正解は明らかと思います。
