合格体験記

慶應義塾大学法学部政治学科 冷やしたきのこ(仮名)




はじめに

この体験記を開いてくださってありがとうございます!!

当たり前のことですが、受験期までにやってきたことや元々の能力は人によって異なりますし、ここに出てくる勉強法や塾や参考書の活用法はあくまで私の意見や体験ですので、

さらっと流し読みしていただけるだけで幸いです。もちろん最後まで読んでくださるとなお嬉しいです。偉そうな物言いをしている部分がほとんどですが、どうかお許しください。




○氏名 冷やしたきのこ(仮名)


○高校名 東京都立国際高等学校


○現役


○共通テスト点数 

英語リーディング (マークミスしているのでおそらく)78/100点 リスニング 100/100点国語141点 (現代文 85/100点 古文 22点 漢文 34点) 

世界史 94点



○合格校  

慶應義塾大学法学部政治学科(進学)

慶應義塾大学経済学部(B方式)

上智大学総合人間科学部社会学科(共通テスト併用)

上智大学総合人間科学部教育学科(共通テスト併用、補欠合格)

上智大学文学部フランス文学科(共通テスト併用)

上智大学経済学部経営学科(共通テスト併用、補欠合格)

明治大学政治経済学部政治学科

立教大学法学部政治学科

立教大学法学部法学科(共通テスト利用)

法政大学法学部国際政治学科(共通テスト利用)

明治学院大学法学部法律学科

昭和女子大学現代教養学科


○不合格校

慶應義塾大学商学部(B方式)

明治大学法学部(共通テスト利用)


○補欠校

上智大学法学部法律学科(164番)


○資格・特技・部活・委員会活動など 

資格 英検準一級

二年生の終わり頃に取ったものなので、CSEスコアが2500未満でした。受験勉強の足しになりますし、三年生で再受検しておけばよかったと思います。それでも、上智大学の入試では20点の加点になったり、他大学の入試でも英語試験免除になったりしたので、とるに越したことはないと思います。


部活 ジャパニーズスタイル部(和楽器弾く部活で和太鼓やってました)

   国際ボランティア部

委員会 広報委員会


○高校での成績

評定平均 4.1

慶應法学部の指定校推薦は毎年ほぼオール5でないといただけなかったので、成績を積極的に取りに行こうとはしていませんでした。評定は毎回200人中80~90番目くらいの順位でした。


○模試の成績

入試形態が変わる大学が多くあったのであまり模試は受けませんでした。最後までいいとは言いがたい判定でしたが、受験校の過去問では点数が取れていたので気にしていませんでした。大学によって入試問題の形式は全然違いますし、模試は会場の雰囲気を経験するためや共通テストの練習のために受けるだけでいいと思います。

また、私は一度もしなかったので後悔しているのですが、模試で間違えたところは頭に残りますし、過去問以外で問題を解くいい機会なので、ちゃんと復習することをお勧めします。


第二回河合全統記述模試

慶應法C 明治法C 立教法D


第二回駿台全国模試

慶應法E 慶應経済D 慶應総合政策A 上智文D 上智法E 明治法C 


第四回お茶ゼミ模試

慶應法E 慶應経済E 上智法C 明治法B 立教法B 法政法A


第三回駿台ベネッセ大学入学共通テスト模試

慶應法D 慶應経済D 上智法C 上智総合人間(社会)C 明治政経B 立教法B 法政法B


○敗因 

慶應商学部に関しては、某予備校に促されて追加した学部だったこともあり、モチベーションがなかったことと過去問演習をあまりしていなかったことが敗因でした。高得点勝負の学部なので英語や世界史でゴリ押しができず、数学が不得意だったことで論文テストで多くミスをしてしまいました。


また、上智は英検準一級の加点があったので何とかなった学部もありましたが、共通テスト英語を使う受験形態での補欠に関してはリーディングでマークミスをしたことが一因です。問題文はちゃんと読みましょう…。

加えて私は古文と漢文の勉強を受験生活を通して合計10時間ほどしかしなかったので、当然のように共通テストの国語は七割でした。高校では定期テストの古文の勉強もしておらず、漢文に至っては授業自体が高校一年生の時に数時間あっただけだったので、春ごろにマーチと早稲田の過去問を見て、その時の状態から古文漢文を上げて早稲田を目指すより他を強化する方が効率的だと思いました。自分で計画した方法で第一志望に合格できたので後悔はありませんが、もちろん英語と世界史でコケれば絶望的だったでしょうし、実際不合格をいただいている大学もあるので、こんなことは絶対にやってはいけないと思います。

右:騎馬多出鶴



○ゆげ塾の活用法

ゆげ塾には高二の二月から通い始め、オンライン授業になってからは週三回動画を購入してカリ完しました。


・ゆげ塾の授業にはインプットとアウトプットの機会がどちらもあり、印象的なエピソードや世界史から離れた法則や知識なども沢山学ぶことができるので学習内容が記憶に定着しやすいです。対面授業と映像授業で全範囲を一通り網羅してからは、「○月までに○番のテキストまでおわらせる」というように短期的な目標を立てて自分でテキストをさらうことと、対面授業やオンラインTMBのための復習をすることを同時並行で行うようにしました。自分でテキストを復讐するのとリピート授業を受けるのでは定着度が段違いなので、苦手とする範囲は特にリピート受講をおすすめします。


・また、授業で扱ったマップの解答画像をスクリーンショットして保存し、復習に利用していました。ゆげ塾の授業を受ける以外で世界史の勉強をする時はテキストだけでなくこの地図とTBの並び替えを活用しました。


・演習授業では普段解かない人も過去問を解くことになるので、入試問題の出題の仕方を把握できたり難易度を掴んだりすることができます。問題を複数の根拠や解き方で解いたり、解答を推測したりする方法を学ぶことができるのでとても有用でした。論述授業に関しては、世界史に限らず文章の書き方の勉強にもなるのでとても有効ですが、ゆげ先生が生徒の答案を一人一人添削してくださる形式なので、時間はかかります。


ここからはゆげ塾だけでなく世界史の勉強全体の話にもなるのですが、ゆげ塾にはセンター試験の過去問を定期的に解いて点数を記録するシステムがあったので、そのスケジュールに合わせてセンター試験を解くようにしていくと、試験直前になって過去問が溜まりすぎているというような状況にはなりませんでした。私は世界史の定着が遅く、最初のうちは散々な点数だったのですが、間違えたところは言うまでもなく記憶に残りやすく、また同じような範囲が後の年度で出題されることも多々あるので、センター試験に関しては解き始めるのが早すぎるということはないと思います。

私立大学の過去問に関しても、受験直前になるまでどの大学を受けることになるかは分からないので、世界史に限った話ではないですが、受験の可能性がある大学の過去問には一通り目を通しておくことをおすすめします。問題形式を意識しながら学習できるようになるので、難易度を掴むというよりは出題のされ方をなんとなく把握しておくぐらいでいいと思います。




○ 他塾・学校の活用法 

平岡塾(英語)

めちゃくちゃおすすめです。

慶應は英語が全てとは言いませんが、英語が全てです。慶應に限らず、私の大学受験は圧倒的な英語でのゴリ押しで成功したようなものなので、平岡塾には感謝しかありません。私は受験期間中も英語に関しては単語と平岡塾の宿題と授業しかこなしていませんでした。平岡塾では中学一年生の頃からとにかく大量の宿題を出され、授業では主にその答え合わせが行われます。平岡塾以外の勉強をしなくても同じ文法事項を何度も復習するので、宿題さえこなしていれば河合模試で偏差値70くらいの英語力は自動的につけることができたと思います。また、文法事項だけでなく、大学受験で出題されるような様々な形式の問題に対応した宿題が出されるので、受験する大学一つ一つの入試問題のために対策をする必要があまりありませんでした。

ネイティブスピーカーの先生が教えてくださる時間もあり、英会話の授業をしたり個別に英作文を添削したりしてくださいました。

私は高校受験のために中学三年生の時に一旦退塾しましたが、中学一年生から通っていました。高校三年生からは宿題で間違えたところや新しく教えていただいたことをメモするノートを一冊作って定期的に見るようにしていましたが、イディオムや単語の意味を覚えるというよりは先生がおっしゃっていた作文の書き方や英訳のしかたを覚えるために使っていました。平岡塾では高校二年生の十一月にクラス分けテストが行われるので、それに向けて総復習を行うのが良いと思います。ただ、上位のクラスになると東大や国立大受験の対策が多めになる傾向があります。

先生によって授業のやり方に違いはあったりしますが、どの先生も尊敬できる方々でした。


英語はとにかく色々なやり方で量をこなすしかないと思います!世界史塾の合格体験記で言うのもなんですが、英語は一番やるべきです!


と、書きましたが、私は慶應経済の本番で英作文の条件(反駁)を満たさずに解答してしまい、正直終わったと思い、自己採点もしませんでした。英語に限らず、本番は何かしらのアクシデントやケアレスミスをしてしまいがちなので本当に気をつけましょう…。


お茶ゼミ(小論文)

小論文のために中村先生の授業に十一月から通っていました。小論文を解くスキルが身についたというよりは、慶應の小論文の仕組みや傾向を教えていただいたという方が正しい気がします。

元々現代文が得意な人は、問題文を読めばキーワードや主張はだいたい読み取れると思うので、予備校に行くというよりは、問題文の要旨に合致した例を考える練習を特にするべきだと思います。


また、お茶ゼミには同じ高校の友人が沢山通っていたので、授業前などに一緒に自習したり励ましあったりすることができたことも良かったです。




○ お薦めの参考書・問題集

世界史

周りには東進の一問一答や他の用語集を持っている人も多くて不安でしたが、私の場合はゆげ塾のテキストと山川の用語集を全て覚えているわけではなかったので、まずはそちらを完璧にするべきだと思い、教材としてはその二つしか受験に使いませんでした。


ゆげ塾テキスト

一周目はとにかく太字の言葉を覚えるようにして、二周目から細字のタームや説明も暗記するようにしました。世界史はとにかく繰り返すしかないと思うので、最初の方は意味がわからずともタームを聞き覚えのあるものにすることが大事だと思います。



英語(平岡塾のテキスト以外)

速読英単語 上級編

高校で毎週小テストがあったのでそのために勉強していました。並行してmikan(スマホアプリ)でも学習していたので、一通り網羅できていたと思います。


ターゲット1900 

中三から平岡塾で毎週テストがあったので使っていましたが、高校受験が終わった頃には全て忘れていたので高校二年生の冬くらいに一周しました。


鉄壁

夏頃に一周しました。全範囲は覚えられませんでしたが、単語の由来や覚え方がのっていて学習が楽しい一冊でした。


出る順 パス単 準一級

十二月から受験直前まで使っていました。周りの受験生も結構これを使っている人が多かった印象です。


学校の活用法

比較ができないのでわからないですが、英語に関してはエッセーをよく書いていたので英作文の練習になっていたのではないかと思います。一応英語に力を入れている学校だったので、入試対策の補強ぐらいにはなりました。

また、私は図書室で友人と一緒に勉強して精神安定を図っていました。高校三年生になると友達にあるために学校に行っていました。



平岡塾の先輩方の合格体験記には、単語以外は平岡で十分だと書いてあったので他の参考書は使っていませんでした。

しかしお恥ずかしいことに、私は英単語学習に対する意欲が極めて低かったので、四冊も使ったのに網羅したと言えるのは速単上級編だけでした。偉そうで申し訳ないのですが、長文を読んでいるときに全ての英単語の意味を理解できる必要はもちろんありませんし、難しい単語の意味はその後の文章で説明されていたり、同じ意味の言葉が使用されていたりすることが多いので、躍起になって難単語を覚えようとする必要はないと思います。

それよりは頻出の動詞や、特殊な意味を持つ接続詞や文法事項を覚える方が効率的だと感じました。

また、学校で使用していたVintageは文法を網羅していて有用でした。


国語

前述の通り古文・漢文は爆死しているのでおすすめはできません…。

現代文は元々苦手ではなかったので、特に対策はしませんでした。


最後に

英語のアドバンテージがあったおかげで、私は受験期間人より勉強しませんでした。もちろん余裕で受かったわけではありませんが、受験勉強は早めに始めるに越したことはなかったと思います。

受験期には辛いことややりきれないことが沢山あると思いますし、精神状態を保つのも大変ですが、勉強という一つのことにすべてを捧げられる機会は人生において数回しかない人がほとんどだと思いますので、結果いかんに関わらず数ヶ月間自分が努力を継続できたことを誇りに思えると良いと思います。無理しすぎず程々に頑張りましょう!ちゃんと寝ましょう…

また、周りの受験生が何時間勉強しているか、どんな判定を取っているかに気が向くとは思いますが、自分で合格に必要な勉強を考えて計画を立て、実行することが全てなので、誘発されてやる気が出る以外に周りのことを気にする利点はないと思います。

入試期間になると自分が受けた試験の手応えに悶々としてしまうかもしれませんが、自分がしたミスを重く捉えず、切り替えて次の入試に臨むといいと思います。

今まで散々勉強のことを書いてきましたが、高校生はめちゃくちゃ楽しいので沢山遊んでください!


そして、ゆげ塾に入って良かったと思います。本当に尊敬できる人たちやいい人たちに出会うことができました!私が合格できたのは紛れもなくゆげ先生、チューターの皆さん、13期のみんな、そして家族のおかげです。本当にありがとうございました!