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合格体験記

明治大学情報コミュニケーション学部 古河陽色輝(仮名)

受験生の皆さん、ありきたりな言葉になりますが、努力は裏切りません。今の環境に感謝して、謙虚に頑張り続けてください。皆さんの合格を祈っています。







古河陽色輝


都立井草高校



河合塾新宿校 早慶クラス ASクラス


共通テスト点数

英語

筆記 74


リスニング ?


国語

現代文  74



世界史  ?




見ての通り爆死してしまいました。

一限目の世界史で、最初の40分間、世界史Aを解いてしまうという失態を犯してしまい、

資料問題が解けず、かつ、問題用紙に自分の解答を記すことができなかったために、?がついています。






☆合格校



 青山学院経済学部現代経済デザイン学科

 青山学院コミュニティ人間科学部 (全学部)

 法政大学社会学部

明治大学情報コミュニケーション学部


☆補欠


 日本大学危機管理学部(補欠30番台)(全学部)



☆不合格校

 早稲田大学文化構想学部

 早稲田大学人間科学部

 明治大学文学部





☆資格 

英検2級(浪人、夏)

☆部活

ダンス(高1の春ー高2の春)

週6-7


フットサル(高2の春ー冬)


ダンスをやめてからも体を動かしたいと思い、

フットサル部に入ってました。

週に1-2回行ってましたが,ゆげに入った冬休み明けからは行かなくなりました。



☆習い事


歌   (高2の冬まで)


中学3年から、週に2回通っていました。

ゆげに入るタイミングで、勉強に集中しようと思いやめました。




☆高校の成績

ゴミみたいな成績の連発でした。

ゆげ塾に入った高2の1月までは、進級が危うかったため3者面談が長期休みに毎回行われていました。

高3の夏までの評定平均は、2.3でした。

最後の方は世界史と英語が上がったのでもう少しよかったですが、3もなかったと思います。

高校一年生は、部活で全然遊べなかったため試験休みに思う存分遊んでいました。学年270弱いる中で270位台でした。

高校二年生からは、試験休みに少し勉強するようになったため270位台からは、脱却しましたが、

ほとんど200位台中盤をさまよっていました。





☆模試の成績 (偏差値)

 所々ぬけています。笑



高校二年 冬 進研模試。


国語36 英語45 世界史45.8




高校三年 春 河合模試記述


国語40 英語47 世界史52




高校三年 夏 河合模試マーク


国語49 英語54 世界史52




高校三年 秋 河合センタープレ


国語38 英語54 世界史58


高校三年 冬 河合センターリサーチ


国語53 英語62 世界史59




浪人   春 河合模試マーク


国語46 英語47 世界史54

自分には、一年間の貯金があると、思っていましたが、そんなことないと、気づかされました。

ここから勉強に対する意識が大きく変わりました。



浪人   夏 河合模試マーク

国語48 英語66 世界史66


浪人   秋 河合模試記述

国語44 英語62 世界史68


こんな感じです。見てもらえばわかると思いますが、国語が本当に、苦手でした。読むスピードが遅いので、時間内に全部解けたことがないです。 

時間内に解き終わらないならどうやって合格点に届くににするか、戦略を立ててました。

模試の結果はそんなに気にしなくていいとよく言われますが、個人的に偏差値60超えてない教科は、やはり気にした方がいいと思います。

模試も過去問演習もしっかり自分と向き合ういい機会だと思います。






☆勝因

早稲田落ちにもかかわらず、勝因を書くのは、おこがましいと思いますが、誰かの役に立てばと思い書かせてもらいます。

自分の勝因は4つあると思います。

一つ目は、過去問の分析をしっかりやったこと。


二つ目は、英語、世界史が、多少できたこと。 

現役のころは、世界史の難しい単語や得意な範囲の過去問ばかりやっていたので、それを反省し、冬まで徹底的に通史の反復を行いました。

また、難単語は、年明けからいれはじめました。


三つめは、浪人してから一番時間をかけた現代文が冬前から急激に伸びたこと。



そして最後に、現役時代にした失敗を振り返り、それを繰り返さないように意識しながら勉強したこと。






☆敗因

模試を見てもらえばわかるように、国語が苦手だったことや過去問を解き始めるのが遅かったことなど振り返るとたくさんあります。

早稲田のように得点調整がある大学は一つでも苦手な教科があると挽回は難しいです。


またsmart以上の大学にいけたらどこでもいいと考えていたことなどもあると思います。

根性論はあまり好きではありませんが早慶に対する気持ちというのは少なからず合格と関係すると思います。



そして勝因と矛盾するのですが、分析をして、計画を立ててもそれを実行することがなかなかできなかったことです。

秋になるまでは、自分なりの、勉強方法が確立しませんでした。




☆ゆげ塾の活用法

僕は、弓削先生の授業を、すべてリピートしているため、あまり参考にならないと思います。 

偉大な先輩方が、僕の言いたいことを書いてくれているので、ここには、力を入れません。

僕みたいに、学校の授業をさぼっていた人は、なるべく前日にも予習をしてから授業を受けた方がいいです。。

また、テキストの後ろに載っている問題を、授業を受けてから一週間以内に解くことをお勧めします。

どんなに面白い授業でも、自分でアウトプットをしないと定着しません。 


☆自習室利用

ゆげ塾の自習室は、本当におすすめです。

長い時間使えたり、コピーがタダです。

さらにレベルの高い同期と切磋琢磨できます。

個人的に、自習室利用の一番のメリットは、客観的に自分の勉強のやり方が正しいのか

わかることだと思います。周りが何をどうやって、いつ勉強しているかが分かります。

だから、自分があきらかにおかしいことをしてたら、すぐにわかります。

また直前期は苦手な範囲の復習をガレージで議論しあったり、朝誰が一番早く来れるか競いあったりしたため、だれないで最後まで勉強できました。



【他塾の活用法】



 〇 河合塾


現役の時と浪人の時に通っていました。 

大手予備校のことだけあって講師や環境は、TOPクラスだと思います。

ゆげの自習室と併用してよく使っていました。


特に英語の幸長先生、里中先生、古文の太田先生は受験のテクニックだけでなく

人間としてためになる事をたくさん教えてくれました。



☆勉強法 おすすめの参考書・問題集


僕は、参考書オタクなので、自分が使っていたものでよかったものだけでなく、世間でよいといわれているものも提供したいと思います。 

また僕のように、勉強を今までしてこなかった人にとって役に立つように使用時期と、該当する偏差値などを書きたいと思います。







☆英語

唯一早慶の過去問でコンスタントに合格点が取れていた教科なので力を入れて書きます。


〇 英単語 偏差値45未満、もしくは、中学から英語が苦手だっ他人にお薦め  

自分高校2年1月から高3の4月まで     理想高校2年の夏休みに入る前まで


☆ 「チャンクで英単語赤、緑色」        

中学や、高校1年生で習う英単語が網羅されています。

発音マークがわかりやすく書かれています。


「ユメタン0」でも代用可能です。 



      偏差値60未満の人  志望校がマーチまでの人             自分高校2年の2月から高3の受験当日まで  理想高校3年生になるまで


☆ 「システム英単語」


これを覚えたら長文を読むときの世界が変わるだけでなく受験英語を行うときのストレスが少なくなります。

文法の参考書や,英文解釈で、いちいち辞書を引く回数が減るため、スムーズに進んでいきます。

大体の受験英単語がここにかかれています。  

ミニマルフレーズを使うと単語のコロケーションが自然と身に付きます。

高3の9月までに赤字は、全部覚えました。

そのあとは毎日40分くらいかけて一周していました。

直前期は、索引をみて、わからないとこがあるか確認していました。

現役で早慶に行く子たちは、高3になるまでに終わらせています。


「ターゲット」や「速読英単語」などでも代用可能です。

ここまでは、学校配布の単語帳なら何でもいいと思います。





    偏差値65以上を狙う人 志望校が早慶以上の人                自分高校三年冬から、浪人の夏まで。  理想高校3年から、受験当日まで。


☆「キクタンsuper12000 」

早慶にいくなら、もう一冊単語やるのは、マストだと思います。

よく、基礎的な単語帳を完成させたら、過去問で分からなかったやつを覚えた方がいいといわれますが、

めちゃくちゃ効率が悪いです。

単語帳は、膨大なデータベースからできています。

1度や2度しか出ない単語を覚えるのではなく受験のプロが作ったものを使いましょう。


そして、マーチ志望の人が、2冊目の単語帳をやるかは、過去問次第だと、思います。  

僕は、現役の時、過去問に取り組む前に、やるべきなのかをしらべまくるという無駄な時間を過ごしてしまいました。

正直2冊目が必要かどうかは、国語力が関係しています。出てくる単語が、60パーくらいしかわからなくても、

文脈把握能力、や論理力が一定程度ある人は解けます

しっかり、志望校の過去問と向き合い、できないとこを分析し、やるやらないを決断してください。



「パス単準1」や、「速読英単語上級」でも代用可能






    早慶英語難学部(早稲田社会学部、国際教養、慶応sfc、法)志望で、周りに差をつけたい人     


☆ 「究極の英単語3、4 」

英語が本当に得意な人や、帰国子女しかこのレベルはやらなくていいです。

めちゃくちゃ、コスパが悪いです。 

ぼくは、究極の英単語3を浪人の夏休み前から、秋ごろにかけてやっていました。 

上記学部を受けないと秋ごろに決めたので、3分の1しか覚えませんでしたが、準一級の大門1や文化構想の大問1などで未知語に出会うことがなくなり点数が安定しました。



僕は、受けていませんが、このレベルの単語を、覚えたら、早稲田社会学部の難単語だらけの長文や慶応法の未知語推測で無双できるみたいです。


「パス単1級」でも代用可能 ただ慶応法の未知語推測は、「究極の英単語4」からの方が多く出てるらしいです。



早慶でよく出てくる社会学系の知識を身に着けたい人は、「Z会のテーマ別英単語ACADEMIC」がおすすめです。




〇英文法    偏差値45未満、もしくは、中学から英語が苦手だっ他人にお薦め   自分高校2年3月から高3の5月まで     理想高校2年の夏休みに入る前まで


「大岩の一番初めの英文法」


中学レベルの復習から、基礎的な高校英文法が学べます。

文の成り立ちをしっかり理解することができます。

解説がわかりやすく、またレイアウトがきれいなためストレスを感じることなく、どんどん進めます。 

チェックテストがついているので、わかった気になるのを防げます。




「肘井学のゼロから英文法」や、「くもんの中学英文法」でも、代用可能







      偏差値60未満の人  志望校がマーチまでの人             自分高校3年の5月から高3の12月まで    理想高校3年生になるまで


〇アウトプット


「英文法、語法vintage」


1冊で高校で習う文法事項のアウトプットができるだけでなくイディオムや会話表現も学べます。

このレベルの参考書を固めたらほかの受験生に差をつけられることはないと思います。

ただ解説があっさりしすぎているので学校の授業や、スタディサプリなどでインプットをしてから取り組まないと

役に立たないと思います。

また網羅性がすごいということは、簡単な文法事項の後に難しくて受験にほとんど出ない問題が掲載されてます。

解説が薄く、自分で調べたら時間がかかりすぎる上に理解も不十分なことが重なり、挫折する人がいると思います。(自分は挫折しました。)


個人的にはレベルで分けられている「ポラリス」をお勧めします。





〇インプット                                


スタディサプリ


丸暗記の学校の授業と違い、関先生は、理屈で説明してくれるので記憶に残りやすくまた応用力が身に付きます。

単なる四択の文法問題が解けるようになるだけでなく、どのように長文や英作文で学んだ知識を生かすかを教えてくれます。

テキストに問題がついていますが少しだけなのでアウトプットを忘れずに。




「世界一わかりやすい英文法語法」や「深めて解けるインプット」でも代用可能




               早慶以上の独立の文法問題が出るとこを受ける人




「全解説頻出英文法語法問題1000」や「英文法語法のトレーニング」


自分は河合のテキストを中心にやっていたので上記の参考書は河合のテキストでよくできた範囲をさらに得意にする目的でやっていました。






〇英文解釈


勉強を始めたころの僕みたいに英文解釈とは?と思う人がいると思うので軽く説明すると、

単語と文法の知識を生かして英文の意味を正確にとらえようということです。

日本語と英語は語順が違います。英文を読むときの頭の働かし方を学ぶことで

英文を前から順に処理することができるようになり英文を読むスピードが大幅に上昇することができます。




     偏差値45未満                              自分高校3年の4月ー8月       理想高校2年の夏休みまで






「英文読解の入門教室」


受験期間に出会った最高の参考書の一つです。

生徒との対話形式で進んでいくためにとても読みやすいです。

文型やSVOCなどの基礎の基礎がわかりやすくのっています。

僕はこの参考書10周以上してここに載っている例文をすべて暗記しました。

これを終わらせてからセンターレベルの英語はストレスなく読めるようになりました。



「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」でも代用可能





     偏差値60未満                          

 自分浪人決まってから-8月まで     理想高校3年生になるまで


「世界一わかりやすい英文読解の特別講座」

先ほどの文法で出てきた関先生の著書です。

スタディサプリの解釈の授業と併用して使っていました。

解釈の力が身につくだけでなく和訳の技術や解釈をどのように長文読解に生かすかが書かれてます。

これを終わらせてからマーチレベルの英語はストレスなく読めるようになり早慶の問題でつまづく事も

激減しました。



「入門英文解釈の技術70、100」、「英文熟考」でも代用可能



    偏差値65以上     早慶以上を目指す方


「英文読解問題精選」

河合塾で解釈の授業を受けていた早川先生の著書です。

現役時代「ポレポレ」をやっていましたが解説があっさりしすぎていて理解できずあまり自分の力に

なった感じがしなかったのでこの本をやっていました。

解説が細かすぎるがゆえに読みづらく感じるかもしれませんが、本質が理解できる名著だと思います。

マーチレベルで合格点取れてからこの本に触れましたが、最初から理解できた文章は3割ほどでした。

何度も何度も読んで理解できるようにしましょう。

この本を終わらせてからは早稲田の社会学部、法学部以外の文系学部はほとんど読めるようになりました。




先ほどの英単語と同様にマーチ受験者は過去問や他教科との兼ね合いを考えてこのレベルの本をやるか決めてください。




「ポレポレ」や「英文読解の透視図」などでも代用可能




〇英文読解


演習教材として使う英文読解の問題集は正直大差ないと思います。

音声と構文がくわしくついていればどれでもいいです。



ただマーチの上位学部や早慶以上でよく出る抽象的な文章をどのように読み解くか書かれている

登木健司の「難関大英語長文の実況中継」という本は本当に難関大を目指す人にやってほしいです。

本当に人生変わります。

マーチレベルは合格点とれるけど早慶の過去問だと歯がたたないし和訳を読んでもよくわからないみたいな状況が一変します。

この本をやりこんでから早稲田の長文は8割以上コンスタントにとれるようになりました。

この本で書かれている読解法は現代文にも大いに生かされました。


自分は浪人の9月から直前期まで使っていました。

理想はマーチの過去問で8割以上が安定してきたらだと思います。



復習の際に音読することは大切ですが、何のためにやるのかを意識してやらないと意味がないと思います。

長文を早く読めるようになるという目的のための手段の一つが音読です。英語を英語のまま理解できる能力が培われると思います。

自分は復習の際、言いかえ、段落の関係性、筆者の主張が何かを掴むことを意識して黙読を10-20回ほどしていました。

こうすることで音読やシャドーイングの際にいちいち日本語に訳さないで英語を英語のまま理解できるようになると思います。

一つの長文当たり音読は20-30回ほどしました。

音読の際もただ声に出すのではなく文法,構文を意識したり、内容が思い浮かぶようにしたり

理想の読むスピードにちかづくようにスピードを上げたりして読んだりしていました。








☆国語


☆現代文



僕は高校1―2年生までの学校の定期テストで学年最下位を連発していました。進研模試でも全国ワースト3位をとったくらいです。

浪人の一年間一番時間をかけましたが、早稲田は直前期でさえ、よくても6.5-7.5割程しかとることができなかったので、あくまで参考程度に見てもらえるとうれしいです。



まず、現代文も英語と同様に語彙力が欠かせません。


日常生活でなみじがないが現代文の文章でよく見かける用語(アウフヘーベン、パトス、アンビバレント)などが載っている参考書をやっておくと、本文をより

理解できるようになります。

また、当たり前ですが一般的な漢字の参考書をやることも大切です。

書き取り問題だけでなく本文の読解の際にストレスを感じる事が少なくなります。

現役の時の自分は語彙力を軽視していましたが、浪人の一年を通して語彙力の大切さに気づかされました。

授業や参考書で論理的読解力を身につけたところで語彙力がないとそれを活かせません。

例えるなら錦織選手にテニスを教えてもらっているのに、ラケットを忘れて試合するようなものです。 



僕が現代文を解く時に意識していたことは、本文の趣旨が何かを考え、重層的に本文を読解していくということです。

重層的というのは筆者独自の主張を軸にして他の文章(具体例、比喩、引用)などを理解し読み進めて行くことです。

英語長文と同様に筆者独自の主張をとらえたら、そのあとは予測しながらどんどん読んでいました。

また主張や本文の理解ができなくても上記のことを意識し後ろを読み進めていけば、前で理解できないところが後々理解できるようになるので

粘り強く前に前に読み進めましょう。

ただいきなり上記の事を実践するのは難しいです。

僕も段階的に勉強することでできるようになりました。

こんな感じです。

①一文の論理構造(主語述語、修飾語,助詞)をとらえる

②文と文の関係(文脈把握)をとらえる

③1-5段落くらいの短い文章の論理構造(因果関係、対比、イコール関係)をとらえる

④全体の趣旨と段落の趣旨の一貫性(各段落の全体の文章に置ける位置づけ)をとらえる

該当する参考書

①②の力をつける参考書は、「くわしい国文法」、「ゼロから覚醒始めよう現代文」

③の力をつける参考書は、「池上の短文から始める現代文読解」(おすすめ)

④の力をつける参考書は、「現代文読解力の開発講座」(おすすめ)



この4つを終わらせたら上記の読解法を意識しながら、解説の詳しい問題演習の本で演習を積みましょう。

自然と伸びていくと思います。



また現代文の点数が安定するまで設問を解く際解答根拠を紙に書くようにしていました。

そして 解説の解答プロセスと見比べ自分のプロセスのどこが違うのかを理解し修正するようにしていました。

時間がある人は、間違えた問題のパターンを可視化することをお勧めします。

因果関係の不一致、限定しすぎ、個人言語(作者独自の言い回し)を自分なりに解釈したなど自分の弱点がわかり対策しやすくなります。

本文の内容がかぶることはありませんが、設問のひっかけ方や解答を導くまでのプロセスは汎用性があるのでぜひまねしてもらいたいです。




そして現代文が苦手ではないけれど、点数にむらがあったりマーチ以上だと点数が取れなかったりして悩んでいる人は下記の参考書2冊をお勧めします。


「初めての入試現代文」(黄色)

「初めての次の入試現代文」(緑)


2年間河合塾に通っていましたが現代文のできる生徒の多くがこの本をお勧めしていました。

文章をどういう風に読み解くか、そして設問に対してどのようにアプローチするかが段階的に示されています。

この本に書いてあることを意識し授業の予習や演習を積んで行くと点数が安定していきます。





☆古典


☆古文


河合のテキストに沿って勉強していたので英語ほど詳しく書けません

僕は古文の評定1ばかりで冗談ぬきで未然形接続やカ行変格活用のような初歩的な言葉を知らなかったので、最初のころの河合の授業

をほとんど理解できませんでした。

富井の「古典文法をはじめから丁寧に」という参考書をやりました。

古典文法を完璧にしてから読解に移ろうとする人が多いですが、文脈によって意味がどちらでもとれることが古文は多くあるので

文法の本をやったら恐れずどんどん読解演習の参考書をやるべきだと思います。


☆漢文


現役の時ほとんど勉強してなかったので実際浪人してからスタートでした。

漢文は1-2か月勉強すればだれでもセンター9割ぐらいで安定すると思います。

僕は三羽の「漢文基本ポイントはこれだけ」という参考書をやりました。

現役の時に「漢文早覚え即答法」をやりましたがレ点や上下点などのルールを知らなかった僕は何も吸収できませんでした。

初歩の初歩からやりたい人は三羽先生の本をお勧めします。


また早稲田文化構想に行きたい人は大門1の文語文の対策として書き下し分を定期的に読むことをお勧めします。

地道な努力のおかげでぼくは今年の大門1で満点をとることができました。(落ちたけど)








世界史


主に使っていたのは、ゆげのテキストとスタサプや河合の映像授業、学研の世界史一問一答、ヒストリア世界史です



通史を復習する際、教科書や資料集そしてゆげのテキストを見ていましたが、文字を読むのが苦手かつメモの字が汚すぎる僕は、時間のわりに得られてるものが少ないと思い、映像授業を昼ごはんの時や、通勤時間、寝る前にラジオ感覚で見たり聞いたりして通史を復習していました。

大体2か月で一周するようなペースで見ていました。

現役の時スタサプやゆげの授業を受けただけで完結させてしまうことが圧倒的に多かったのでそれを反省し

一問一答や問題集そしてテキストの裏の過去問などを何度も解いていました。

用語集も一問一答もテキストも、問題を解くために覚えるのであって、覚えることが目的にならないようにすることが大切です。

過去問を解いて自分には、どんな勉強が必要なのかを考えることが大切です。

自分は、過去問演習をするようになってから一問一答はリード文を見て単語を答えるだけでなく、単語から逆引きして年号や問題文に書かれてる重要単語を覚えるやり方をしていました。


☆最後に


ここまで僕の体験記を読んでくださりありがとうございます。

2年間という長い時間を受験だけにかけてきた僕の経験が社会に還元出来たらと思い書かせてもらいました。

高2の冬、青山学院に行きたいと思い、また何かに真剣に取り組んで成果をあげたいと思い受験勉強を始め、ゆげ塾に行きました。

ですが周りは早慶志望や旧帝大志望の子しかいなく肩身が狭かったため、僕も早稲田に行きたいと思いました。

それからの僕は、朝早く学校に行き、昼休みは図書室に放課後は進路指導室で一人で勉強をし、誰よりも勉強をしました。

しかしマーチはおろか日東駒専以上の大学に引っ掛からず生まれて初めての挫折を経験しました。


挫折を乗り越えることができたのは、皆さんのおかげです。


ゆげ先生やチューターの方々本当にお世話になりました。

12期や学校のクラスの友達のほとんどが大学に進学したため孤独な浪人生活のスタートでしたが、ゆげ塾には、事あるごとに励まして頂きました。

浪人の一年間は自分を見つめなおす時間が圧倒的に多く、また秋頃からは13期の伸びがすごく、不安や焦燥感などいろいろなもので心が押しつぶされていました。

そんな時相談に乗ってくれたゆげ塾のチューターや12期の友達、そして定期的に連絡してくれたり、模試終わりに毎回ご飯に連れてってくれた高校の友達、

一人ではこの長くて暗い浪人生活を乗り越えることはできませんでした。

本当にありがとうございました


そしてこの一年間共に戦った13期のみんなにもとても感謝しています。

授業前の予習や、他教科のわからないとこを教えてくれるだけでなく、自分語りが大好きな僕の話を嫌な顔せず聞いてくれてどうもありがとう。


二年間(特にこの浪人の期間)は自分の人生が大きく変わった年月でした。

理想の自分に近づくための、乗り越えなければいけない壁だったと思います。

以前より自分に対して自信がつき、人の温かみもたくさん感じ、精神的に強くなりました。


最後の最後に、自分のわがままを受け入れて浪人することを許してくれ、見えないところでたくさん支えてくれた両親,豆腐メンタルな僕の話を親身になって耳を傾け、有意義なアドバイスをしてくれた兄姉,僕の合格を願って、毎朝お参りしてくれた祖父母には言葉では表せないくらい感謝しています。言葉だけではなく行動でも感謝の気持ちをこれから示していきたいと思います。


受験生の皆さん、ありきたりな言葉になりますが、努力は裏切りません。今の環境に感謝して、謙虚に頑張り続けてください。皆さんの合格を祈っています。






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