☆高校名 明星学園高校 とっても面白い人の多い学校ですが受験ではまったく役に立ちませんでした。そもそも勉強できる環境じゃないとおもいます(笑)受験する人自体少ない学校だったと思います。 ☆センターの点数 英語筆記 176点 リスニング 38点 国語100点(漢文抜き) (現代文 63点 古文37点) 世界史 94点 センターは全然うまくいきませんでした。おかげでセンター利用もひとつもとれなかったです。でもセンターの問題と私大の問題は傾向が違うから関係ないんだと自分に言い聞かせることでなんとかメンタルをたもってました(笑)実際個人的にセンターの成績はいいに越したことはないですが、悪くても私大が第一志望の人はそんなに気にしなくていいとおもいます。 ☆合格校 早稲田大学社会科学部社会科学科(補欠合格→進学) 明治大学政治経済学部政治学科 防衛大学校一般人社(一次) とにかく早稲田に行きたかったので早稲田はたくさん受けましたが、結局社学しか引っかかりませんでした。明治政経受かったときはだいぶ安心しました。早慶受ける人は絶対一校は滑り止めを受けるべきです。結果的にそこにいかないとしても、自分が一年間やったことがすべて無駄ではなかったんだということが確認できるいい材料になります。あとは、突然早慶を受けるより、ある程度場数を踏んだほうが試験慣れも含めて本番で心にゆとりができると思います。そういった意味では11月という一番不安な時期に受験することのできる防大は本当に受けたほうがいいと思います。落ちるのが怖いとか考えず受けるべきです。 ☆不合格校 早稲田大学政治経済学部政治学科 早稲田大学法学部法学科 早稲田大学文化構想学部文化構想学科 早稲田大学文学部文学科 早稲田大学商学部商学科 立教大学経済学部経済学科(センター利用) 本当に早稲田って難関なんだなーと痛感させられました(笑)本当に受かったって手ごたえがなかったとこはことごとく落ちました。下手な希望を持つと本当に叩きのめされるのが早稲田の壁なんだなと思いました。 ☆資格・特技・部活・委員会活動など 大学受験をするまで勉強なんてしたことなかったので資格などはひとつも持ってないです! 高校では部活は入ってなかったのですが受験に入る直前までずっとバンドをやっていました。あとで書きますが、そもそも受験なんてしないでこのままずっとバンドをやっていこうって思ってたぐらい真剣にやってました。 ☆高校での成績 高校のときは学校で勉強した記憶が本当にありません(笑)そのおかげで三年生のときはあと一単位落としたら卒業できないところでした。なんとか三学期登校(普通三年生は三学期は学校に行かないのですが、出席を稼ぐために三学期も学校に行く制度)に参加したことで学校が卒業を認めてくれました。具体的な成績は10段階評価で体育と音楽以外ほとんど2でした。 ☆模試の成績 全統マーク模試 第一回 英語126点(57.0) 国語91点(46.9) 世界史34点(41.1) 早慶E、マーチ全てE 全統マーク模試 第二回 英語160点(62.8) 国語107点(53.7) 世界史62点(56.6) 早慶E、明治文C 全統マーク模試 第三回 英語127点(56.8) 国語99点(48.8) 世界史86点(64.5) 早慶E、マーチ全てE 全統記述模試 第一回 英語99点(56.5) 国語64点(45.3) 世界史7点(34.4) 早慶E、マーチ全てE 全統記述模試 第二回 英語144点(69.1) 国語58点(43.0) 世界史74点(66.0) 早慶E 全統記述模試 第三回 英語117点(63.9) 国語45点(37.5) 世界史76点(71.5) 早稲田全てE、慶応文C、明治政経C ベネッセ駿台マーク模試 6月 英語 筆記143点(64.1) リスニング38点(68.9) 国語79点(45.8) 世界史40点(47.5) デジタルハリウッド大、ものつくり大、群馬パース大A ベネッセ駿台記述模試 10月 英語109点(63.8) 国語70点(47.1) 世界史77点(70.8) 早慶E、明治政経D、青学経済B 本当に今思うとこれでよく受かったなと思います(笑)第一回記述の世界史7点はもはや伝説。逆に何があってたんだろう。英語は高2のとき英語で歌詞が書きたくて通ってた英会話教室のおかげでそこそこ最初からできてました。でもやっぱり周りとくらべると出遅れてる感じが見事に成績に出てると思いました。ただいままで勉強してなかったのは自分のせいだし、学校がバカ校だからとかそういうことは絶対に言い訳にしたくなかったので、みんなに追いつきたい一心でがむしゃらに勉強してました。そのおかげか夏明けの模試では英語と世界史の成績がだいぶあがりました。しかし国語が本当に苦手で最後までそれが弱点になりました。あと、模試ですが絶対受けたものは復習したほうがいいです。復習しない なら単語帳ながめてたほうがましです。結構自分の勉強スタイル的に復習が命だったので受けた模試は必ず当日に復習していました。 ☆自分なりの受験戦略 自分はあんまり長期的な計画を立てても続かない性格だったので、一日に勉強の進み具合にあわせて次の日のやることを大まかに決めていました。なので本当に一日単位で計画を立てていました。あと、本当に朝が弱くて起きれなかったのであんまり無理して起きてやっても効率が悪いと思い、しっかり睡眠をとってから勉強するようにしていました。絶対それは正解でした(笑)でも、夏とかはみんな 朝七時 とかから自習室にいるのに自分だけ 十二時に 起きて 二時 ごろから勉強を始めたりしてたので不安で仕方なかったです(笑)でもやっぱりよく寝てやる勉強は格別に効率あがってた気がします。 ☆勉強方法 英語 先述のとおり高2のときに少し英会話教室には通っていたものの、そこでの内容と受験英語はまた違ったものだったので本当に一から勉強しました。まず文法自体かなりあやふやだったのでフォレストという本当に英文法の初歩の初歩のような参考書から始めました。とりあえず春のうちにフォレストは片付けたいなと思い、春休みの間はフォレストをひたすらやり、フォレストを二周したあとは桐原の頻英で文法を固めました。あとは単語帳も春休みに一冊三周しました。四月からは塾が始まったので、夏までは授業の予習復習をしつつ単語帳をひたすらまわしていました。暗記ものは本当に小細工なしに反復がすべてだと思うのでたぶんスピーディーに何周もまわしてったほうが効率的だと思います。夏からは塾の 地獄の夏季講習があって、本当に毎日授業があったので自分で新しい参考書に手を出す余裕は全くありませんでした。今思うともっと自分の勉強の時間を確保すればよかったなと後悔しています。やっぱり授業より自習のほうが何倍も効率いいと思うので。そんなこんなで夏はほとんど塾の講習で終わりましたが、そのおかげか夏明けの模試で英語が異常に伸びました(笑)夏明けからは、単語帳二冊(速単必修、上級)も終わっていたので熟語帳をやり始めました。熟語はわざわざやるか悩みましたが絶対にやって正解でした。というのも長文の問題の中でも内容読解のようにみえて実は熟語を知ってるか知らないかを聞いている問題がたくさん見受けられたためです。それと、あとで詳しく書きますが、 二学期から塾のテキストが突然難しくなったので、ひたすら授業の予習復習、そして一回復習の終わった長文はテキストに音声教材がついていたので音読しまくりました。11月あたりでは防大の過去問も一応解いたりしてました。僕が早慶の過去問をやり始めたのはかなり遅めの十二月とかからでした。過去問のやり方ですが、ひたすら数をこなす量派の人と、復習などをきっちりしていく質派の人がいると思いますが僕は質派でした。実際早稲田の過去問はどの学部も五年やれば多いほうでした。理由は単純に量をこなして復習しなかった場合のメリットが僕には理解できなかったからです。周りに過去問二十年やったとか言う人がいてたまに自分はこんな少なくていいんだろうかと不安になったこともありました が 今考えるとよかったと思います。かなり自論ですが、英語の場合長文問題をやっていて、その設問自体を復習するのはあんまり意味がないと思います。特に内容真偽問題の場合同じ問題なんて二度と出ません。だったらもっと汎用性の高い、文の中に出てきたわからない構文や単語、熟語を重点的に復習すべきだと思います。そういった意味で過去問も英語の場合は ただ丸つけして設問の解説だけ見て次に進むのではなく、ちゃんと問題文を一文一文訳してわからない構文、単語、熟語を吸収していくほうが効果的だと思います。英語は主にこんな感じです。あとは音読は本当に重要だと思います。音読をすることで自分の中に英語を読むリズムができて速読につながります。 国語 私文三科目の中で一番苦手でした(笑)受験を始めたときに大まかに一年の予定を立てたのですが、古典は夏明けから本気出せば間に合うっしょと、なめた発想をしていたせいであとで痛い目みました(笑)現代文に関しても最初のほうにほかの教科とくらべてまだできたほうだったのでずっと放置しその結果あとですんごい悩みの種になりました。とりあえず国語は春に古文の文法書を三周したところから始まりましたが全く意味不明(笑)古文が意味不明のまま塾の一学期の授業が始まってしまったので、当然授業も意味不明(笑)まして漢文なんてやったこともなかったので本当にわからなくて途中で授業切りました(笑)今思うと古典の一学期の授業時間はほんとに無駄だった(笑)そんなこんなで一学期は 古典ほとんど触れず英語と世界史に明け暮れました。このままでは二学期の授業も無駄になると考え、夏休みからやっと古文の単語帳ともう一回文法書をさらいました。そのおかげで夏明けからは古文に関しては授業についていけるようになりました。現代文もなにもやらないのはまずいと思い、二学期から塾に行き始めましたが、現代文はほんとに最後まで伸びた感じはしませんでした。漢文に関しても一学期授業を切ったぶんを取り返そうと夏明けから参考書一冊はじめましたが、漢文は結局入試までなにがなんだかわかりませんでした(笑)古文は本当に冬期講習あたりでやっと伸びがきて、国語のなかでも得点源になりました。あとで紹介しますがこれは本当に河合塾の村山先生のおかげです。本当にすごい 先生です(笑)あとは英語と同じく十二月ぐらいから早稲田の過去問に触れましたが最後まで得点は安定しませんでした(笑)受験を通して国語はこんな感じです(笑)英語に比べて苦手だったし、あんまりこだわりがないので全然書けなくて申し訳ないです(笑) 世界史 そもそも世界史も学校に授業はあったけど聞いてた記憶が全くなかったので、ゼロからのスタートでした。一月にゆげ塾に通いはじめてから春の間はひたすら授業に出てその範囲の一問一答と問題集をやるの繰り返しでした。その後も基本的に世界史の勉強はこのスタンスでした。あとは、テキストで復習するときですが、授業中ゆげ先生がいってることや板書はとにかくメモしてそれを復習のときみて授業を思い出しながらテキストを読み返すのがオススメです。春が明けたぐらいからは演習が始まったので出ましたが、本当に悲惨でした(笑)当たり前だけど確信をもって答えられる問題は一問もなかったです。結果も20%とか30%代だったんじゃないかな(笑)そっから悔しくて夏までの間英語の合間にコンスタ ントに勉強していきました。演習もくそみたいな点数取りながらもたぶんほとんど全部出ました。でもやっぱりカリ完した十一月ぐらいまでは演習はずっとビリかビリから数えたほうが早いぐらいの順位でした。学校がバカだった上に成績も悪いのでほんとに塾にいずらかったです(笑)それでもいつかいい点数とってゆげ先生に認めてもらいたい一心でずっと演習には出続けました。しかし、カリ完した十一月からは面白いぐらい世界史が伸びていきました。一気に知識がつながった感じがしました。たぶん理由は滞納しまくってたセンター記帳するためのセンターの問題をこの時期に一気に解いたのがでかいと思います(笑)英語にしても何にしても一度やった問題を復習しないのは許せなかったのでセンターの 問題を一回といて、間違った問題はもちろん、あってる問題でも解答の根拠が明確じゃない問題はしるしをつけて解説をみつつすごい丁寧に復習してました。この勉強の仕方が功を奏して世界史は十一月から冬にかけてでぐんぐん伸びました。一回早稲田国教かなんかの演習で二位になれたときは本当に感極まりました(笑)そのまま十二月から早稲田の過去問を解き始めたのですが、このときもセンターの過去問のときと同じぐらい丁寧に復習することは欠かしませんでした。やっぱ世界史は基本的に暗記事項なので特に復習メインの勉強が効果的だと思います。演習で扱った問題も絶対に復習するべきです。特に演習はゆげ先生がいろんな解き方を教えてくれるのでそれを問題の余白にメモして復習のときその解説をそのまま再現できるぐらい思い出していました。実際入試でゆげ先生の解き方は何度も活躍しました。たぶんゆげ塾生とほかで世界史を教わってる受験生の差はそこで出てくるので、演習は本当にゆげ塾の醍醐味だと思います。自分の受験を通して世界史は本当にゆげ塾に救われました。世界史不安な人は本当にゆげ塾に来るべきです。ゆげ先生の授業はすごく面白いし、生きてく上での教訓になります。 ☆勝因 僕の場合は間違いなく世界史でした。社学本番のときの得点は英語が63%、国語が65%、世界史が83%と間違いなく世界史に救われました。社学は世界史がかなり難しいのでおそらくそこで差がついたんだと思います。世界史が武器になったのは間違いなくゆげ塾のおかげです。本当に感謝してます。あとは、英語が得意科目だったのも大きいと思います。大学受験は英語にかかってるとよくいわれるぐらいですから、やっぱり英語が得意だったのは強みでした。あとは、本番で全く緊張しなかったことです。自分は本当に受験で緊張しない体質らしくて、行きの電車とかでもずっと「ねみぃー」って考えてるだけの余裕がありました。 多少緊張したほうがいいんじゃないかと不安になったりもしましたが、今考えると試験もリラックスして受けられたしよかったんだと思います。あとはやっぱり自分のやってきたことに自信が持てたことでした。あとで振り返って自信をつける材料として夏は勉強時間を一日ごとに記録したりしてました。結果として夏は607時間勉強することができ、後々それを見返すことは大きな自信になりました。受験は自分のメンタルのコントロールをうまくすることも大きな合格要因になると思いますし、自分の意思じゃどうにもならないぐらいブルーになってしまうときもあると思うので、そういったときにさっき書いたような心の安定剤を受験期にちょっとずつ作っていくことは効果的だと思います。 ☆敗因 敗因は間違いなく国語が最後まであまり伸びなかったことです。社学に受かったという意味では確かに世界史が勝因になりましたが、早稲田のほかのほとんどの学部は国語が足を引っ張って落ちたと思いますし、僕がもう一年受験するなら絶対に世界史より国語に力を入れます。早稲田はほとんどの学部で、世界史より国語のほうが配点が高いですし、普通に考えて国語をもっと伸ばしたほうが合格は近くなったはずだと今になって思いました。実際に周りの人を見ても自分より地歴ができてなくても英国の成績がいい人は大体早稲田通ってます。もちろんある程度地歴の点数も取らなくては話になりませんが。 英語ができることは前提条件ですが、国語を軽視して楽しい世界史に走ったことは受験上での反省点です。 ☆ゆげ塾の活用法 生まれたときからの幼馴染の5期生の天坊先輩(通称ゆきくん)の紹介で高2の一月に入塾しました。高2の一月から週2のペースで通って高3の十一月ごろにカリ完しました。ゆげ塾の素晴らしさは授業もさることながら、やはり演習にあると思います。授業でいくら知識をインプットしたところでその知識で100%問題が解けるかといったらそれは違うと思います。入試問題を解く上ではやはり問題の解き方を身に着けないと正解にはたどり着けません。特に早稲田で出題されるような難しい正誤問題は、単に出来事の羅列を覚えただけでは太刀打ちできません。演習では定着させた知識をどのようにアウトプットすれば問題を解くことができるのかを学ぶことができます。周りのゆげ塾生もよく言っていましたが、ゆげ先生の問題の解き方はたぶん本当に独特だと思います。僕はゆげ塾しか通ってなかったので、ゆげ先生の解き方が当たり前だと思っていましたが、当時の浪人生で現役のときは違う塾で世界史を学んでいた人がやっぱりゆげ先生の解き方は相当独特だと言っていたのでやはりそうなんだと思います。どのように独特なのかは実際に演習に出てみて体験してください。たぶん感動します(笑)あとは、ゆげ塾には自習室があって最初のほうはコピーもし放題だし、かなり遅くまでいれたので夜型の自分には都合がよく、頻繁に利用していましたが、受験期の後半からはガレージにたまってしまいがちになったので、このままではまずいと思い、通うのをやめました。個人的な意見ですが、ゆげ塾の自習室は本当に人を選ぶと思います。相当な主体性を持った人じゃない限り、絶対にどっかで堕落します。逆に主体性を持っ て利用し、ガレージなどもうまいこと気晴らしにつかえてる人は受かってる気がします。ゆげ塾は本当に生徒の主体性が試される場所だと思います。自分を客観視しないで周りに流される人はとことん落ちていきます。これからゆげの自習室を使っていく人は本当に堕落しないように気をつけてほしいです。でも、自習室には行かなくなったものの、たまに授業に出て友達の顔を見れたのはとっても気晴らしになりました。そういった部分はかなり受験においてプラスに働いていたと思います。 ☆他塾・学校の活用法 トフルゼミナール(原先生、小原先生) 英語は最初河合塾と迷ってましたが、6期の伊藤先輩にすすめられたこともあり、トフルゼミナールに通うことにしました。まずトフルゼミナールは教材が本当にすばらしいと思います。僕のとっていたスキルズという授業ではまず英語圏の筆者は大抵どのような構成で文章を書くのかということから学んだりするので受験英語という枠組みを超えて本当の英語を学ぶことができました。結果としてそのような授業カリキュラムはかなり入試において有効に働いていたと思います。トフルゼミナールでは主に先述したスキルズとリーズニングという二つの授業をとっていました。前者では、一学期に英文とはどのように構成され、どのように読解するべきなのかを学び、二学期から三学期にかけてはひたすら受験英語に おける最難関レベルの英文を読み、問題を解いていきます。後者では、英文をひたすら構造にわけて読解していくという授業で、僕はこの授業を受けていたので英文解釈書を一冊もやらないで済みました。どちらの授業も最高の内容だった上に先生がとてもよかったです。特にスキルズの原先生の授業は毎回席の隣同士でペアを組んで一緒に力を合わせて文章を読解していくため、予習が甘いとペアの相手にまるわかりだったので毎週完璧に予習してペアの相手に間違えを指摘されないことを目標にしてました。結果として予習にムラができずに毎回ベストな状態で授業が受けられたのですごくいい授業形式だと思いました。 ☆他塾・学校の活用法 トフルゼミナール(原先生、小原先生) 英語は最初河合塾と迷ってましたが、6期の伊藤先輩にすすめられたこともあり、トフルゼミナールに通うことにしました。まずトフルゼミナールは教材が本当にすばらしいと思います。僕のとっていたスキルズという授業ではまず英語圏の筆者は大抵どのような構成で文章を書くのかということから学んだりするので受験英語という枠組みを超えて本当の英語を学ぶことができました。結果としてそのような授業カリキュラムはかなり入試において有効に働いていたと思います。トフルゼミナールでは主に先述したスキルズとリーズニングという二つの授業をとっていました。前者では、一学期に英文とはどのように構成され、どのように読解するべきなのかを学び、二学期から三学期にかけてはひたすら受験英語に おける最難関レベルの英文を読み、問題を解いていきます。後者では、英文をひたすら構造にわけて読解していくという授業で、僕はこの授業を受けていたので英文解釈書を一冊もやらないで済みました。どちらの授業も最高の内容だった上に先生がとてもよかったです。特にスキルズの原先生の授業は毎回席の隣同士でペアを組んで一緒に力を合わせて文章を読解していくため、予習が甘いとペアの相手にまるわかりだったので毎週完璧に予習してペアの相手に間違えを指摘されないことを目標にしてました。結果として予習にムラができずに毎回ベストな状態で授業が受けられたのですごくいい授業形式だと思いました。 学校 僕の学校はちょっと変わっていて、高3から大学のように好きな分野の授業がとれました。学校の勉強はまったく当てにしてなかったのでどーせなら気晴らしになることをしようと思い実技コース?みたいなコースに進んだところ、すんごい時間割ができあがりました。例えば火曜日はバレーボールとサッカーだけして帰ったりしてました。勉強もある程度は必修でとらなくてはならなかったので少しだけとっていましたがその時間はすべて睡眠に費やしました。受験期後半からあんまり学校に行かなくなったせいで気づくとあと一単位落とすと卒業できないという状況にありました。しかし、先述のとおり三学期登校という制度を通してなんとか卒業させてもらいました。簡単に言うと学校は活用してませんでした。 ☆お薦めの参考書・問題集 英語 速読英単語(上級編) 速単は必修編もやったのですが、正直必修編の内容はほかの単語帳でやったほうが効率がよかった気がします。必修編は掲載されてる文章のレベルも全然高くないですし。それに比べて上級編は載ってる文章もだいぶ難しいし単語レベルも高いのですごくためになりました。普通に単語をさらいつつ一周した後は単語帳というより市販のCDとあわせてひたすら音読して速読の教材として使ってました。音読するときの自分なりのコツとしては、とにかくただ目で字面を追うんじゃなくてCDの速さにあわせてちゃんと目で英文の構造をとりながら読んでいくのがポイントだと思います。 英熟語ターゲット1000 いわずと知れたすごいシンプルな熟語帳。そのシンプルさに惹かれました。熟語帳は周りを見ても解体英熟語を使ってる人が多かったのですが、なんか分厚くて重いし、愛着がわかなかったので薄くて軽いターゲットを選びました。単語帳や熟語帳は愛着がわくものを一冊ずっと使うのがいいと思います。 頻出英文法・語法1000(桐原出版) これは本当にいい文法書でした。まず問題より解説のほうが分厚い時点で好印象でした。案の定めちゃくちゃ解説が充実していて、最高の文法書だと思います。ただし文法書は受験期後半にやる時間はほとんどなくなってくるので、最初のほうにやっておくことをおすすめします。 国語 ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル これは古文の初歩の初歩を学ぶ上ではすごくわかりやすかったです。古文がゼロスタートの人はこれを三周くらいして春の予備校の授業に取り組むと効果的だと思います。 試していける古文文法1・2・3 これは一回古文の文法をさらってから、自分があいまいだなって感じる単元の部分を潰していくのに使っていました。本のサイズも小さいし、何かの合間にできるのですごく使いやすかったです。かなりおすすめの参考書です。 世界史 世界史一問一答(東進ブックス) ゆげ塾のテキストにも一問一答はついてたのですが、僕は市販派でした。一度吸収している知識でも問題の出され方で答えられないことが多々あると感じ、市販のやつの方が実際の入試問題からリード文を抜いてきたりしているので、より実践的な知識のアウトプットができると思ったからです。 実力をつける世界史100題 普通の問題集に関しても、ゆげのテキストについていましたが、僕はそっちはやらず100題のほうをやっていました。この問題集はセクションごとに問題が分かれていたので一周さらったあとは苦手なセクションを中心にやりこみました。すごく良問ぞろいで解説も充実していたので使いやすかったです。 ☆さいごに ここからは自分の受験生活を自分なりにまとめるためにちょっと個人的なことを書いていきたいと思います。僕は高2の最後までずっとバンドをやっていてそれで生きていきたいと考えていたため、そもそも大学受験をする気はまったくありませんでした。ですが、高2の最後になってあんまり自分のバンドがうまくいかなくなってきていたので一回この先どうするか客観的に考えてみたところ、この先バンドをやっていくにしろ高校の残りの一年間をだらだらと今の状況でバンドに費やすよりも、なにか普通のバンドマンとは違った経験をしたほうがこの先音楽をやっていく上でも武器になるんじゃないかと考え、その中選択肢の一つとして受験がみえてきました。受験は一年という短いスパンで成功するか失敗する かが決まるし、ものごとに成功する根本的なスタンスはバンドにしろなににしろ普遍的に当てはまるなと考えたため、もし受験で成功することができればそこで学んだスタンスを今後も自分をいろいろな面で成功に導くことのできる大きな要因にすることができるなと感じたことと、単純に受験を通して自分を全く違う環境におくことはバンドだけやってるだけでは得られない良い経験になるなと思い、一年間バンドをやめて受験をしようと決心しました。そして先述のとおり高2の一月にゆげ塾に入塾したところから僕の受験は始まりました。最初の授業に出たとき、入塾当初金髪だった僕は正直「ちょっと来るとこ間違えちゃったかなー」と思うぐらいの浮きっぷりでした(笑)そんなこんなで始まった僕の受験で したが、やっぱり人よりスタートが遅かったことや学校の環境があんまり受験に適してなかったこともあり、周りの進学校の人たちにかなり負い目を感じていました(笑) しかし、自分でやりたいことを一回やめてまでやると決めたことだし、やるからにはプライドを持ちたかったので絶対そういうことは言い訳にしないことをポリシーにして受験に取り組んでいました。結果として一年間がむしゃらに勉強して何とか目標にしていた早稲田大学に引っかかったときは本当に嬉しかったです。それに、この一年間の受験を通して本当に当初自分が予想していたこと以上のものを得ることができました。志望校の合格もそうですし、受験を通してそこでしか得ることのできないいろいろなつながりができたし、大切な人もできました。そんな経験をすることができるきっかけをつくってくれたゆげ塾やゆげ先生には本当に感謝しています。ありがとうございました。一年前に受験をすること を選択して本当によかったです。これからは受験の一年間で得たことをこの先の人生にも生かしていきたいと思います。すごい作文みたいになっちゃいましたが(笑)なんか書き終わってみてすっきりしてる自分がいます!とにかく本当にゆげ塾には感謝しかないです!一年間お世話になりました!! 2015年9月4日時点での記録です。
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