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合格体験記

早稲田大学政治経済学部政治学科 パパイヤグミ(仮名)




〇氏名 パパイヤグミ(仮名)


〇高校名 桐朋高校


〇一浪


〇共通テスト点数

(浪人) 合計 664/900

英語リーディング 85/100

  リスニング 87/100

国語 142 (現代文79/100 古文29/50 漢文34/50)

数学ⅠA 61/100

数学ⅡB 51/100

世界史 92/100

日本史 75/100

物理基礎 40/50

化学基礎 32/50


(現役) 合計 686/900

英語リーディング 85/100   リスニング 65/100 国語 126 (現代文48/100 古文33/50 漢文45/50) 数学ⅠA 78/100 数学ⅡB 70/100 世界史 100/100 日本史 79/100 物理基礎 48/50 化学基礎 35/50


ここで伝えたいのは、浪人したからといって必ずしも点数が上がるわけではないということです。御覧の通り僕の場合は浪人して点数が下がりました。「浪人すれば何とかなる」ということはないということですね。


〇受験結果

〈合格校〉

早稲田大学政治経済学部政治学科(一般)

中央大学法学部法律学科(一般3,4教科・共テ単独5教科)

明治大学法学部法律学科(全学部)


〈不合格校〉

一橋大学法学部法律学科(前期)

早稲田大学法学部(一般・共テ利用)

明治大学政治経済学部政治学科(共テ7科目)


〇資格・特技・部活・委員会

英検準2級を高校のはじめにとりました。2級と準一級は二次試験で落ちています。二次対策は重要ですね。


委員会は選挙管理委員会を5年間やりました。5年目には先生から常連だからと副委員長に指名されました。年一回の活動でやることはほとんどなくお飾りでしたが...


部活は野球部でした。文武両道をかかげた部活でとても厳しかったですが、一つのことに打ち込むというかなり貴重な経験を得ることができました。ですので部活は最後までやり通すことを勧めます。


〇高校での成績

校内での試験はいつも中の下から下の中といったあたりを彷徨っていたようです。評定平均は3.7でした。


〇模試の成績

ごめんなさい、今年の模試は紙媒体の成績資料を請求しておらず、成績データも閲覧期限が切れてしまいお見せすることができません。



〇敗因

まずなにより数学を伸ばせなかったことです。一橋の数学は国公立文系の中でもかなり難しく、配点も高いので、数学ができることが合格の前提とも言われます。そのため僕の場合、高1、高2で数学の基礎部分をしっかり出来なかったため、高3、浪人時の基礎固めに苦しんでしまい、その後の演習量が確保できなかった印象があります。ですので可能な限り数学は早めの基礎固めが重要なのだと思います。


二つ目は共通テスト対策が十分に出来なかったことです。先述したように僕は浪人したことで共通テストの点数が下がりました。これは、今年の試験が単に難しかったというのもあるかもしれませんが、1番は科目別にきっちり時間内で解く練習が足りなかったことが原因だと思います。共通テストは確かにセンター試験を踏襲したものではありますが、センター試験とは時間配分という点でかなり違うのではないかと思います。ですので、なるべく多く練習をする、特に、主要科目の国・数・英は問題集を一冊ずつやるくらいがいいと思います。


そして三つ目はモチベーションの維持に苦心したことです。僕の場合、主に家で勉強と生活をするという宅浪に近い形で一年間過ごしました。そのため、予備校のようにすぐ近くに同じ目標を持つ人がおらず、勉強の強制力もなく、ずっと同じ部屋に閉じこもっているという状況でした。もちろんはじめはそれでもなんとかなりましたが、夏頃になるとその状況に耐えられなくなり、結果、勉強時間が減っていきます。ですので、例えば近くの有料自習室を借りたり、毎日定期的に通える塾や予備校に入るのがいいと思います。


〇ゆげ塾の活用法

高2の二月から通い始めました。

ちょうど、僕が入った後くらいにコロナが始まったので、以降は映像授業とオンラインTMB主体で学習しました。

授業はメモを重視して受けていました。もちろん人によって授業の受け方は違うと思いますが、僕の場合は、先生の話をなるべく短い言葉で書き留められるよう考えることで、その場で理解する形をとっていました。

オンラインTMBでは、とにかく発言しようとしていました。ゆげ塾に通っている生徒はとにかく積極的で、少しでもボケっとしていると話に置いてかれることがしばしばあります。そのため、TMBの間は常に何か疑問点はないか、次はどんな話が来るだろうかと考えていました。

演習と論述の授業もなるべく出ました。毎回自分の出した答案が間違っているのではないかと不安で、実際的外れな回答を多々しましたが、授業の中で生徒同士で回答について議論したり、何が必要なのかを確認したりできるため、かなり実力がつきます。


〇他塾・学校の活用法

浪人時はグノーブルで英語と国語を受講していました。グノーブルは基本その場で解いて添削してもらい解説を聞くことができるため、理解しやすく、また演習量も確保することができました。


家ではスタサプもやりました。主に関正生先生の英語の授業で文法固めをしました。関先生の解説は文法の成り立ちなど単なる暗記を排したものが多かったためとても印象に残りやすかったです。


〇最後に

僕の場合、高2の二月から浪人までの約二年間、ゆげ塾に支えていただきました。その間、ゆげ先生をはじめチューターの皆さん、そして生徒の皆とたくさんの方々にお世話になりました。本当にありがとうございました。

そして、これから受験を迎える皆さん、受験勉強は多くのものを自分にもたらしてくれます。特に世界史は、自分の世の中に対して抱く考え方や印象に大きな変化を与えてくれます。ですので、最後まで必ずやり切ってください。

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。



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