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合格体験記

早稲田大学教育学部 中嶋泰郁

<高校名>

海城高校


<合格校一覧>

早稲田大学教育学部社会科社会科学専修(進学)


<不合格校> 東京大学文科3類(前期)

東京外国語大学国際社会学部中央ヨーロッパ(後期) 上智大学外国語学部ドイツ語学科 早稲田大学政治経済学部政治学科 バトロワのススメ(塾生・卒塾生用・外部者が見てもおもしろくないので)

はじめに 僕がゆげ塾に入った時は第一志望は名古屋大でした けれど授業を受けるうちに感化されてもっと高みを目指したいと思い始め、一橋社学を経て、東大文3に挑みました ゆげ塾のおかげで目まぐるしい1年を過ごせて楽しかったです

静かであるが積極的、頭脳明晰であるがお馬鹿である中嶋。4 期における小規模変人集団、海城グループを率い た。合い言葉は「イベントは全て参加しとけ」

「演習は、学校で高2のときに通史を終えて(無理矢理終わらせて)いたので、4月の初演習から参加しました ボロボロですごく悔しかったです。授業で習ったことをどうやって問題解法に生かせばいいのかがよくわかります。」



センターの点数  英語筆記 166リスニング 40 数1A 86 数2B 61 国語 174 (現87 古37 漢50) 世界史 97 倫理政経 88 生物 93 計763/900 センターリサーチ 東大文3 河合E 駿台E 代ゼミD 東外大中央欧(後) 河合C 駿台C 代ゼミD 資格・特技・部活・委員会活動など  英検準2級 バスケ部(中学) ポジション:センター ラクロス部(高校) ポジション:ディフェンス 守備の要で、指示出しするのが大変だが面白かった 大学でもラクロスやるかは未定 高校での成績  高2.3は同じ文系のクラス  定期テストでは47クラスで最高10位 平均18位くらいでした 学年でいうと140人ちょっと中で50位とかでした 模試の成績  【記述式】 河合塾 全統高2記述模試(1月実施) 英語140/200(70.0) 数学43/200(43.7) 国語83/200(59.5) 世界史43/100(57.5) 名大情報文化 B 駿台 第1回駿台全国模試(5月実施) 英語113/200(56.9) 国語102/200(63.5) 世界史81/100(70.4) 名大情報文化 早大文構 慶文 上智文  河合塾 第1回全統記述模試(5月実施) 英語140/200(69.6) 国語107/200(64.8) 世界史82/100(72.6) 倫理63/100(71.1) 名大情報文化 慶文 デジハリ A  早大文構 B 河合塾 名大入試オープン(8月実施) 英語は偏差値60ちょい 世界史は70くらい 名大情報文化 A 河合塾 第2回全統記述模試(9月実施) 英語132/200(67.2) 数学126/200(60.9) 国語102/200(56.4) 日本史53/100(54.2) 世界史87/100(72.3) 東大文3 E  早大文構 D 早大教育 C 慶文 B デジハリ A 河合塾 第3回全統記述模試(10月実施) 英語141/200(66.5) 数学72/200(51.4) 国語110/200(59.0) 日本史44/100(54.7) 世界史89/100(75.1) 東大文3 E 早大文構 C 早大教育 B 慶商A方式 D デジハリ A 上智神 A 河合塾 第2回東大即応オープン(11月実施) 英語34/120(37.1) 数学11/80(33.5) 国語41/120(39.7) 日本史34/60(59.6) 世界史35/60(62.7) 計154/440 東大文3 D 駿台 第2回東大入試実践模試(11月実施) 英語60/120(49.7) 数学19/80(43.3) 国語45/120(47.0) 日本史17/60(47.5) 世界史35/60(61.0) 計176/440 東大文3 D 文1 E 河合塾 早慶オープン(11月実施) 早大政経 文構 教育 D 【マーク式】 河合塾 第1回全統マーク模試(5月実施) 英語筆記189(68.1) リスニング38(67.5) 数1A 78(61.1) 数2B 77(61.9) 国語125(56.8) 生物82(65.6) 世界史85(67.3) 倫理71(66.4) 計700/900(68.2) 名大情報文化 B 早大文構 ICU D 同志社文化情報 A  河合塾 第2回全統一マーク模試(8月実施) 英語筆記191(72.1) リスニング34(64.6) 数1A 57(52.3) 数2B 59(57.2) 国語153(66.8) 生物49(55.5) 世界史85(65.9) 倫理政経82(74.0) 計665/900(68.5) 一橋社会学部←← E 名大情報文化 早大文構 教育 慶文 B デジハリ A 駿台ベネッセ 第1回マーク模試(9月実施) 英語筆記176(66.6) リスニング46(70.6) 数1A 66(55.2) 数2B 56(57.1) 国語135(61.5) 生物74(64.8) 世界史86(71.0) 倫理政経72(64.3) 計667/900(66.6) 東大文3 D 早大文構 教育 ICU C 東外大国際社会ラテン B デジハリ A 河合塾 第3回全統マーク模試(10月実施) 英語筆記184(66.7) リスニング34(64.4) 数1A 74(59.2) 数2B 65(59.3) 国語133(56.9) 生物56(52.6) 世界史98(71.0) 倫理政経74(66.0) 計674/900(65.1) 東大文3 E 早大文構 教育 C ICU E デジハリ A 河合塾 全統センター試験プレテスト(11月実施) 英語筆記177(61.4) リスニング32(69.7) 数1A 78(60.2) 数2B 71(58.3) 国語139(56.6) 生物68(58.6) 世界史97(69.5) 倫理政経83(66.6) 計703/900(64.2) 東大文3 E 東外大国際社会南アジア(後) C 早大文構 C ICU E デジハリ A 模試の1週間前には学校で過去問を借りてコピーして、世界史は2、3年分解きました 河合の記述模試の英語は良い問題だと思います 7割近くとれればいいと思ってました 志望校変更とか現役生の伸びのせいで模試の判定が下がっていったけれど、そこまで気にしませんでした 自分なりの受験戦略  他の人と同じことやってたら受からないと思ってたので、どこかしらで差別化をはかろうとしました 長時間勉強することよりも効率を上げることを目指しました いかに短時間で1冊の参考書を反復できるか とかです 例えば、単語帳1周するのに数週間かけるのは効率悪いです 単語見て日本語見てを2.3秒くらいでパッパとこなして出来るだけ速くページをめくりました この時、1度で全て理解しようとはしないであと5回くらい触れれば覚えるでしょ くらいの気持ちでした あと電車の中で勉強するのは誰でもやってますが、歩きながら耳から勉強してる人はそう多くないだろうと思いこれを重視しました リスニングのための英文のほかに、日本史の教材とかドラゴンイングリッシュとかを耳から聴いてました 何度も繰り返し聞いてれば自然と頭の中に入ってます 勉強する環境も重要だと思ってました 河合本郷の自習室をメインに、ゆげの自習室をはじめ、西口のマック、池袋の河合とか家以外に複数の勉強場を確保してました 科目でいうと最重要科目は英語!高2のうちになんとかしようとして勉強すすめてました 基本的には好きな科目を好きなだけやってました 手帳を使ったり綿密な勉強計画を立てたりはしないで、頭の中に描いてる忘却曲線に従って勉強してました 勝因  上智の結果がわかってから早稲田の試験まで10日ほどあり、東大対策よりも早稲田対策に重点を置いた 上智落ちてから政経の世界史10年分・英語5年分 教育の世界史数年・英語5年くらい解きました 世界史は政経でも教育でも、これ過去問でやったぞって問題がわりかし出ました 早稲田教育の英語は大門が5つあって色んな文章が読めるので解いてて面白いです 上智のおかげで背水の陣になり、力を発揮できて勝因に繋がったかなと思います 早大法に受かって「たった4日で何が出来る?(反語)」状態になった昨年の日下部さんのようにはならず、不合格でしたが東大でも全力に近いものをぶつけられたと思います 確かに色々考えて受験校は出来るだけ絞りましたが、もっと出願すればよかったって後悔があとでなかったわけではないです センターでMARCHを確保するのはひたむきにMARCHを狙う受験生への冒涜である という「稲永の受験哲学」に影響を受け、行く気が無かったのもあって、センターでMARCHは確保しませんでした





敗因  センター 理社をやりすぎて英語がおろそかに…加えて、英語の試験中に睡魔に襲われました 数2Bは時間配分をミスりました 上智 ここを落としたら合格校を抱えないまま東大に臨むのはわかっていたし、少なからず緊張していた 試験3日前まで日本史漬けで、2日間は世界史を重点的にやったが結構基礎が抜けていた 高得点勝負なので難問が当たってても皆がとれる問題落としたら意味がないです 過去問は3、4年解きました 早稲田政経 全体的にちょこっとずつ合格点に足りなかったのかと思います あとは気持ちの問題かもしれません  英語が始まったらノってきたのですが、試験開始前から周りの受験生がすごく賢そうに見えました  思えば、文3の受験生と比べても勝ってました 東大文3 成績開示 英語65 数学25国語59 世界史44 日本史34 不合格Cで、あと20点強足りなかったです 英語以外は手応えはぼちぼち良い感じでした なんだかんだで数学かなーと 部分点はあまり貰えてなかったです 英語もです リスニングは16/30でした 社会は我ながら上出来です 東外大後期 700点満点中センター500点で、残りの200点が筆記試験だったのでほぼセンター利用入試 センターで430/500ほどだったので多分ここで追いていかれました 私文で3教科で9割越えした人は出願してみるのもいいと思います

モノポリーをセットする中嶋と伊藤(中央・法)

ゆげ塾の活用法  某世界史専門塾に通っているクラスメイトが変な塾あるぞ!と教えてくれ、このホームページを熟読してから2月中頃にはじめて授業を受けました 先生のテンションは高いは、外遊びをするは、掃除をさせられるは、あと何よりも理解が深まるは、でかなり刺激的でした 入った時には中国史が頻出の名大志望だったので、とりあえず中国史を消化しようと思いました 通常授業は、1学期の間は週2で通い、長期休みのときは週3で通いました カリキュラムはほぼ消化してます 演習は、学校で高2のときに通史を終えて(無理矢理終わらせて)いたので、4月の初演習から参加しました ボロボロですごく悔しかったです 授業で習ったことをどうやって問題解法に生かせばいいのかがよくわかります 勘を鈍らせないように、あとは刺激を求めてなるべく演習には出ました 論述は4月頃の初論述東大2011から参加しました 知識もなく書き方もわからなかったので、イスラムの大論述は手も足も出なかったのですが、2年の時にカリを消化していたという伊藤稜の書いた大論述を見て衝撃を受けたのを覚えています だんだん授業を消化してきて史実と歴史的意義がわかってくると、自力でも夏頃には論述らしいものが書けるようになりました 論述授業では自分の書いた文章が晒されるし、他の人の書いた文章をまじまじと読んで議論できるのはとても面白かったです 定義がちょっとでも曖昧になってくると途中で間違ってくるんだってことをわからされました(ex.民族資本 ゆげの自習室も結構利用してました 勉強する環境って重要だと思ってたので、河合本郷の自習室をメインに、ゆげの自習室、西口のマック、池袋の河合とか家以外に複数の勉強場を確保してました ここは教科書読むのに適してました

橋口と中嶋

他塾・学校の活用法  ・学校の活用法 有名進学校だけれども独り言みたいな授業を展開する先生が多かったです 受験向きな授業をしてるはずなのに、ゆげ先生のような点数になる授業では全然なかったです かといって知的好奇心を満たすような授業というわけでもなかったです 教養系の雑談な授業は中3とか高1に多かったけれど、その時にはありがたみがわからなかった 受験期になってありがたみを知る… その点で、倫理と生物の授業は楽しかったです 倫理の授業は少ない時間ながらも色んな資料を先生が持ってきてくれて広く学べました 例えば、社会主義思想の授業で真性水平派の資料を扱ったのは興味深かったです 生物の授業では、生物ってすげーと思わせるような雑談が面白かった あとは体育と世界史のために学校に行ってました 高3の世界史の授業は問題演習で、100字程度の論述を添削してくれたのはよかった  芸大とか首都大の問題がなかなか面白かったです 雑談もそこそこ興味を引きました(ex.ジャック白井 聞かない授業の時は世界史の資料集とか日本史の教科書をぱらぱらめくってました 秋頃にはなるべく学校で社会科目をやって家に持ち込まないようにしてました ・他塾の活用法 河合塾MEPLO本郷校 池袋校 河合の東大現役進学コースです 今年は在籍者の合格率は50.0% ころころ志望校変えたりしたのでチューターにはすごい心配されていたみたいです 自習室を愛用しました 高1の2学期からずっと英語だけ通ってました ①友達が通ってる②本郷校は家から徒歩5分 という理由で通いはじめました ここの英語の一番のウリは日本人講師だけでなくネイティブ講師がいることだと思います エッセイの添削や指導、リスニング対策をネイティブが行ってくれるのはとても良かった しかし、日本人よりもネイティブはクセが強いので合わない先生はとことん合わなかったです 高3への進級時に人数が減り、残った周りの生徒のレベルはとても高かったです 正直落ちこぼれ気味で、一度受付に退塾届けまで出してます 印鑑がなくて受理されず家に帰ってから思い留まりました その後、紆余曲折あって良い授業をする先生に出会えて成績を伸ばせたのはよかったです テストゼミ形式であり、その場で解いた生徒の答案を反映した解説授業を展開してくれるのがとても良かった 鶏鳴学園 日本一厳しく日本一優しい国語の塾 高1の冬休みから通い始め、高2の終わりに一度やめて、高3の夏に再入塾しました ほかに通ってるゆげの人は5、6人いました 変な塾ですが、ゆげ塾とはベクトルが違う 古典では、単語がわかっていても問題は解けないということを嫌というほどわからされました 説明が論理的で疑問の余地は残りませんでした 現国でも、一貫した方法論があるのがとても良かったです センター国語はすごとかい不安でしたが、復習あるのみ!ということで復習しまくったら絶対的な自信を持って選択肢を選ぶことができるようになりました 受験勉強以外にも作文書かされたりして色々と考えさせられました

中嶋のダヴィデ像。(徹夜演習時の銭湯にて)左の激やせ白人は梶谷(一橋・商) お薦めの参考書・問題集  英語 シュリーマンが古典をまるごと暗記して言語を習得したように、いい文章を暗記するくらい読みまくる勉強をしました 『英語長文ハイパートレーニング レベル2センターレベル編・レベル3難関編』(桐原書店)を覚えようとしました 返り読みをしないように読む工夫がなされてて良いです 高2の冬から始めました 高3の夏秋まで続けておけばよかったと後悔してます ほかに『ドラゴン・イングリッシュ基本英文100』(講談社)を暗記例文として聞きまくりました これは元がとれるくらい聞きました CDの付いてる教材は基本的にコスパ◎です

単語帳は高2の夏から『鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁』(角川学芸出版)を使ってました 派生語や類似語がまとまっててわかりやすいです 2000円越えてますが買う価値は十分あります 単語帳とは別に英熟語帳はやりませんでしたがやった方がよかったと思ってます 重箱の隅をつつくような世界史の知識覚えるくらいなら英熟語覚えたほうが点数取れると思います

リスニングはiPhoneのPodcastで「CNN Student News」を11月頃から聞きはじめました 一度聞いただけじゃわからないけれど何度も同じのを聞いてるうちに理解していきました これのスピードになれればセンターのリスニングはゆっくりに聞こえます 内容的にも面白いです 11.11(WW1終戦)とか12.8(真珠湾攻撃)とかの日はその特集の話で興味深かったです 数学 教師が黒板に書いた解答をノートに写経するだけでしょう?と思ったので塾に通うことは考えませんでした テキストに演習問題とかついていてもその授業の回にならないと解答がわからなかったりするのが効率悪すぎると思います その点で参考書は自分のペースで勉強できるので最強だと思います 数学の勉強は"わんこら式"という方法を自分なりにやっていました 検索すればすぐでてきますが、解答を見て超速で写すというやり方です わからない問題をアヘアヘ言いながら考えるのは時間の無駄だと思っていた自分には最適でした 初見の問題を解く機会はあまり作らなかったです 解説が詳しいという点から 『理系入試の最速攻略 数学1A2Bー合格へのサマリー』(シグマベスト) 『東大数学で1点でも多く取る方法 文系編』(東京出版)を愛用しました どっちもお堅い感じでないのが良い 前者は主に夏休み中に使いました これの解答を移しまくった成果が河合の模試で偏差値60.9(126/200)です 後者は2学期以降メインに使いました 生徒でも思いつきそうな現実的な解法をウリにしてるみたいでした 類題とか収録してる問題のチョイスが良い感じでした あとは河合の東大OPの過去問集をやりました 別解が豊富だったのがよかったです 解けそうな理系の問題もやりました 二次対策やってればセンター対策しなくて余裕!って人はやらなくてもいいと思いますが そうではなかったのでセンター対策はみっちりやりました 「センター試験必勝マニュアル 1A」(東京出版) 「センター試験必勝マニュアル 2B」(東京出版) で公式とか解法を詰め込みました 特にトレミーの定理とかはここで習得しました

センターの黒本や赤本は買うべきではないです サイズが小さいので 他方、代ゼミや東進のものは本試と同じサイズなので書き込んでやれて便利です 直前に追試に手を出してへこむのだけは気を付けてください 数列の漸化式とかの理解が曖昧だったので、センターでは統計を選択するのを10月頃から決めてました 地道な作業が好きな人にはオススメ コスパも◎です 国語 古典は学校の授業が酷かった 「これはこういう知識だから選択肢は"イ"」みたいな知識で無理矢理片付ける説明が多く、一貫した方法論みたいなのがなかったです また解答を配らずにワークだけ配るので実に非合理的 全訳すら配らない先生もいました トップが知識を独占してる感じで、カ○リックの司教制のようでした  プロテスタントしたかったです 学校で配られた『漢文句型とキーワード』(Z会)の後ろの方にある、頻出の文章展開をまとめているところはタメになりました あとは国語に関しては鶏鳴学園のやり方に従ってました 古典では、古典単語をあまり覚えない  現国では、同じ文章を復習するだけ だったおかげでやってて苦にはなりませんでした


読書家の中嶋。ゆげ塾の中世キリスト教の授業で必ず説明する「西洋中世の男と女―聖性の呪縛の下で」も中嶋 は読んだ。

世界史 ゆげのテキストを何度も読み、暇さえあれば資料集を眺めてました 浜島書店の資料集は学校指定でした 学校の使っていない人等から貰って"学校に置く用" "持ち運び用" "トイレ用" の3冊持ってました 夜広げながら寝てしまうことも多く、4期生の中でもかなり資料集がボロボロだった自信があります

『実力をつける世界史100題』(Z会)は夏休み中に空欄に解答を埋めて問題篇だけ持ち歩いてました リード文は結構読んでいて面白かったです 後ろのテーマ史とか 『世界史試験5分前』(ライオン社)は通学時間とかに知識確認用に センターや入試の前日の夜とか本当に試験5分前にも読んでました あとは青木の実況中継の3、4巻を読んでたくらいで変わったことはしてないです

日本史 8月半ばから始めました まず『超速!最新日本史の流れ』『超速!最新日本近現代史の流れ』『超速!日本政治外交史の流れ』(ブックマン社)の3冊を買い、夏休みが終わる前に何度か読み込みました 中学受験レベルの知識しかなかったですが、この本は面白くすらすら頭に入ってきました (ゆげ先生もこんな本を数年以内に出版するんですよね?) 特に『政治外交史の流れ』は日中・日朝関係がまとまっていてわかりやすいので立ち読み推奨です

その後、山川の教科書と『東大合格への日本史ープロフェッショナルが導きだした東大日本史公式120』(データハウス)を買いました こういう安易な本はあまり好きじゃないんですがこれは本当に点数に繋げられます CDで聞きまくって耳から覚えました 結構な土台になったと思います あとは教科書の江戸時代~終戦までを重点的に読んでました ある程度教科書を読んだ後に『日本史講義 時代の特徴と展開』(駿台文庫)を読むことで理解が深まりました

2学期には学校で講習を、直前期には河合で講習を取りました プロの力を借りることで、(穴だらけでしたが)穴をいくらか埋められました センター明けから過去問を15~20年分解き、塾で採点してもらいました だいたい20点台はとれてました この時期で天智天皇と天武天皇がごっちゃになってたりしてましたが、論述を書いて解答を読み込んでるうちに知識が定着していきました 倫理政経 名大が公民1科目必要としてたので、受けると決まってから高2の冬休みに勉強始めました 『センター試験倫理の点数が面白いほど取れる本』(中経出版)を使いました 3分の1くらいは世界史とかぶってるので取り組みやすかったです 高3になってからは倫理の授業があり、授業のほかに週1で倫理の勉強の日をもうけました 10月頃に『面白いほど』に飽きたので、詳しめの『センター試験のツボ倫理』(桐原書店)を購入して読み比べました 生命倫理など現代の問題や朱子学の説明とかがわかりやすくて良いけれど、詳しすぎる

政経は一橋志望になった7月から始めました これも『面白いほど』を使いましたが、経済分野がわかりづらかった気がします 中学受験の知識+世界史で半分くらいは網羅してました こっちも10月頃に飽きて、詳しめの『畠山のスパッとわかる政治・経済爽快講義』〈栄光)を購入 これを読んで早稲田政経を受けようと思いました 筆者は教育の社会科社会科学専修で政治学やってたみたいです センター試験2科目目については倫政オススメです 地理のデータは変化するので10年前の過去問とかは使い物にならなかったりするけれど、倫理はほとんど変わらないし、政経も新しい事項は少ししか増えない。 そういう新しい事項は最近のマーク模試で触れてくれるしあまり困らないと思います また早慶第一志望の人は世界史以外の社会の科目にも触れておくべきかなと思います 社会複数勉強してる国立志望の人たちと同じ土俵に立つことになるので 特に政経の国際政治の分野の知識は世界史の点数に繋がりました あとは倫理の近代以降の思想家とか環境会議等です 生物 生物は高2の頃から学校の授業をマジメに聞いてました 春休み頃から『ゴロあわ生物Ⅰ』(学習研究社)をやり始め、5月のマーク模試では8割越えました ですが模試の結果見ればわかるように何故か面白いように点数が取れなくなっていきました 原因は、①基本的な知識が曖昧だったこと ②考察問題ができなくなったこと でした 生物の先生は「検定教科書が一番大事!」と言っていたので、夏頃読んでましたが点数は上がりませんでした ①を克服したあとに、教科書は大事だと言えるのは知識がある人のセリフだと実感しました 知識つけてから教科書読むと理解が深まります 『センター試験必勝マニュアル生物Ⅰ』(東京出版)を使って知識を詰め込みました この本で知識問題での失点が少なくなりました ②の考察問題に関しては『生物センター試験攻略64ー考える問題で差をつけるー』(代々木ライブラリー)を本格的にセンター対策始める前にやりました センター対策期にはあとは慣れだと思ったので12月頃から 予備校のセンター予想問×3社 + センター過去問(新課程)本試 追試 あるだけ を解きました ここで考察問題の勘がかなり掴めました 掴んでからも最低2日に1本くらいで解いてました 忘れちゃうといけないので こんなに解いた奴いないだろってのもかなり自信に繋がりました 予備校のは7.8回分入っていて平均70点数くらいで、過去問を始めたら80点台後半をマークできました 予想問題の方が本試よりも難しくできています 過去問は最後まで取っておくべきです やっている内に突然できるようになる瞬間は来ます 来るのを信じて勉強するしかないです 生物でのウニとカエルの違いを聞く問題は、世界史でのギリシャとローマの区別ができてるか聞く問題と同じだ!と気付いてからうんと楽になりました あと試験全般に言えることですが、試験2.3日前に一番やってはいけないことは過去問で点数が良くなかったせいで落ち込むことです 時間をはかって全力で解いた後に解きっぱなしにする方法はオススメできます

東京外大後期試験前日 神に挑戦する中嶋 さいごに  東大はダメだったけれど、幸いなことに志望校を名大とか一橋のままにしておけばよかった…なんて気持ちは全く無いです 早稲田教育に進学しますが、過度な期待はしていません 高校よりも楽しめる授業の割合が多いことを祈ってます 東大一橋目指してないと早慶には受からないってよく言われるけれど 学校なり周囲の結果を見ててもやっぱりそうなのかなあと思いました 志望校とか目標の設定ってすごい重要なことだと思うんです 以前から東大なんて雲の上の存在だと思っていたし、高2や高3の始めの段階で目指していたら自分の力とのギャップに押しつぶされていたはずです 目標は下げるものではなく上げるものです 低すぎず、でも高い目標設定を センター直前に病に倒れた時、あまり机に向かえない時、入試前日で緊張してる時 とりあえずゆげ塾の先輩の体験記を読んで気持ちを高めました 特に日下部さんの体験記は目が赤くなるまで読みました 嘘です赤くなってはいません 結構ないい影響を受けたと思っています この体験記を読んでくれた方によい影響を与えられますよーに! 最後に、僕の受験に関わり、心配・応援をしてくださった色んな方々に感謝!

2012年3月26日時点での記録です。

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