慶應義塾大学経済学部 砂糖入りのタピオカ(仮名)

ゆげ塾古参の一人。滑らかな微笑みの向こう側にあるものとは?「受験はね砂糖入りなんて甘いもんじゃないの。」

ただし、ガレージの使い方には要注意だと思います。後輩たちには、互いを高め合うガレージの使い方をしてほしいです。様々な誘惑があるとは思いますが、互いに高め合えるか、互いの足を引っ張り合うかは自分次第だと思います。


【氏名】砂糖入りのタピオカ(仮名)



【高校名】聖心女子学院高等科(現役)



【合格校】


慶應義塾大学経済学部B方式<進学>


慶應義塾大学商学部B方式


慶應義塾大学文学部


早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科


早稲田大学社会科学部社会科学科


早稲田大学商学部


上智大学経済学部経営学科


同志社大学商学部商学科商学総合コース


青山学院大学国際政治経済学部国際経済学科(センター利用)


立命館大学国際関係学部国際関係学科(センター利用)



【不合格校】


早稲田大学文学部



【センターの点数】


英語 190


リスニング 46


国語(現代文のみ)89


世界史 97




【資格・特技・部活・委員会活動など】


○資格


英検準1級(高2)



英検はセンター利用や早稲田出願の際に役立つので、取得しておくと便利です。



○部活


テニス部(中1から高2まで)



高3の1年間は受験勉強に集中したかったため、高3に進級する前の春休みに退部しました。この部活で挨拶や上下関係、協力の精神等人間としての基本を学ぶことができたので良かったです。最高な同期たちに恵まれて、とても楽しく濃厚な5年間を過ごすことができました。



○委員会活動


もゆる会



ボランティアや校内募金などを主に行う委員会に、計二年間ほど所属していました。


【高校での成績】


高1 4.2


高2  4.0


高3  4.4



聖心は上に大学がついており受験校ではなかったので、学校の勉強は受験に対応できるものではありませんでした。高1の時は程々に学校の勉強をやって、高2では受験に直結する科目だけ勉強しその他の科目はほぼ手をつけませんでした。高3では選択科目で試験勉強が楽な授業をとって塾の勉強のみにコミットし、学校の勉強は放棄しました。



【模試の成績】


河合全統マーク第一回


英語72.0 国語65.0 世界史63.2


慶應経済C 慶應商C 慶應法C 慶應文B 早稲田商E



河合全統記述第一回


英語65.8 国語 56.8 世界史 59.3


慶應経済E 慶應商E 慶應法E 慶應文D 早稲田商E



駿台全国模試第一回


英語70.3 国語49.8 世界史58.5


慶應経済A 慶應商A 慶應法A 慶應文A 早稲田商A



河合全統記述第二回 


英語68.8 国語63.7 世界史71.7


慶應経済B 慶應商B 慶應法C 慶應文A 早稲田政経D 早稲田商D 


早稲田社学D 上智経営B



河合全統マーク第三回


英語70.7 国語62.5 世界史66.5


慶應経済C 慶應商C 慶應法C 慶應文B 早稲田政経E 早稲田商E 


早稲田社学E 早稲田文D 上智経営C



駿台センタープレ


英語63.5 国語63.4 世界史66.1


青学国際政経B 立命館国際関係A



河合早慶オープン


英語75.1 国語66.3 世界史56.8 小論文48.8


慶應経済A 早稲田政経A 早稲田商A



模試のメリットは、自分の弱点を発見できるところだと思います。実力を伸ばすには、一度間違えたところを二度と間違えないようにする精緻な復習が重要です。その際、得点、偏差値、判定を過度に気にするのはナンセンスです。あとで一喜一憂していた時間を惜しむことになるのでやめましょう。



ちなみに私はE判定に度々精神を乱されてきましたが、判定が悪かった早稲田の政経や商には合格し、早稲田の中では判定結果が一番良かった文学部には落ちました。判定等はあまり気にせず、間違えたところを復習するのが一番効率が良いです。


【勝因】


英語と世界史で安定して得点できたことです。また、現代文も受験期後半になって飛躍的に成績を伸ばすことができたので、強みになりました。古文ができない分、現代文と漢文を完璧に近く得点できるように心がけていました。



【敗因】


古文が苦手だったことです。単語は一冊完璧にしましたが、主語判断が最後までおぼつかないまま受験に突入してしまいました。早稲田文学部等の古文ががっつりでる学部に合格するには実力不足でした。




【ゆげ塾の活用法】


暗記科目には早く手をつけておきたいと思い、高1の最後に入塾し、約2年間お世話になりました。週一で通い続けて高3の6月にカリ完した後は、苦手な範囲をリピートし知識の定着をはかるとともに、演習の授業に積極的に出席しました。



演習授業では適度な緊張感の中過去問を丸々一本解き、丸つけの際には他の生徒の解答に至るまでの思考を共有することができました。また、指名されて誤答し皆の前で恥をかいたり、自分が皆の前で解法を示すことができたりすると、その問題に関する知識が強く記憶に残って良かったです。



○ゆげ塾のここが良かった!


・授業内容と方針


ゆげ塾の授業を受けることで、世界史のみならず全ての科目で役立つ知識を得ることができました。世界史という学問を超えて社会の大きな構造がわかるようになります。



ゆげ先生の授業の特徴として、世界史をマクロで捉える視点を育てるという点が挙げられると思います。時代を問わず、ある歴史的事象と同様の構造を持つ事象を列挙し、それらの共通項を生徒に見つけさせるという形式の授業は、生徒たちの考える力を高めていたと思います。また、ゆげ塾では授業内での質疑応答、生徒同士の議論が活発に行われ、自分の意見を簡潔に提示する能力を高めることができました。



・アウトプット


外歩き、なわとび等の一風変わった方式は、アウトプットの効率を高め、単純な暗記作業を楽しく、長期記憶へと繋げることができました。またこうした方式によりコミュニケーション能力も養われました。



・自習利用


ゆげ塾よりも早い時間から遅くまで使える自習室は他にないと思います。レベルの高い同期たちと切磋琢磨できる環境に恵まれ、受験期の最後まで走りきることができました。同期が頑張って勉強している姿を間近にみてモチベーションを維持することができて、本当に良かったです。



ただし、ガレージの使い方には要注意だと思います。後輩たちには、互いを高め合うガレージの使い方をしてほしいです。様々な誘惑があるとは思いますが、互いに高め合えるか、互いの足を引っ張り合うかは自分次第だと思います。



​自習利用をし続けた勇者達。


【他塾の活用法】


○グノーブル


様々な塾に通いましたが、結局ここが一番自分に合いました。高2の夏から英語に通い始め、最終的には国語、小論文、全ての科目でグノーブルに通いました。生徒と教師の距離が近く、双方向の授業を行なっているところや、予習がいらないところがとても私に合いました。



大きな予備校では教師が一方的に授業を進めることが多いですが、グノーブルでは必ず先生方が生徒一人一人の顔と名前を覚えて授業中に当てて下さります。演習中心の授業は予習がいらないですし、沢山の問題を時間内に解かなければならないという点で程よい緊張感があって良かったです。また、直前期のメール添削にも助けられましたし、先生方の面倒見の良さと熱量は格別でした。



グノーブルの英語の授業は特に素晴らしかったです。英語の文章を徹底的な音読で知的理解へと繋げる英語学習の方針により、小手先のテクニックではない、真の英語力を培うことができたと思います。大手予備校で自分の実力が上がるのかどうか不安に思っている人に、ぜひオススメしたい塾です。英語だけでも通う価値はあると思います。




【勉強法】


○英語


単語: 単語は高3に進級する前の春休みまでに固めました。単語帳についてですが、基本どれを使っても一緒なので目移りせずに一冊完成させれば良いと思います。ちなみに私はDUOを使っていました。高3になってからは、単語帳は辞書のように使って、あとはグノーブルで扱った文章内に出てきた単語を語源とともに覚えていました。英単語は絶対に早く固めるべきです、そうしなければ次のステップに進むのがどんどん遅れて受験に間に合わなくなると思います。



文法: 文法は毎週のグノーブルで習ったことを完璧にすることを心がけていました。それに加え、春休みと夏休みにVINTAGEという参考書を一問も間違えないレベルまでやりました。個人的には、1つの参考書も完璧にできないのに、それより難度の高いものに手を出すのは良くないと思っていたので、かなり基本的なレベルの問題から掲載されており網羅性の高いVINTAGEを何周もしました。



長文: 長文読解は、秋まではグノーブルで扱った問題の音読を中心に進めていました。グノーブルで扱う文章は内容の難度も高く、非常に読み応えのあるものなので、これを頭から音読し、英語をフレーズで理解する練習をしつこい程しました。この勉強法はついでに教養も身につくので一石二鳥でした。


過去問演習を始めたのは確か11月くらいからだと思います。それ以降も英語学習はグノーブルの復習に軸足を置いていました。最終的に、受験する早慶の学部の過去問は3〜5年分ずつくらい解きました。英語に関しては形式がコロコロ変わるのでこれくらいで十分です。



英作: 英作文は学校で書く機会が多かったため、もともと慣れていてあまり対策といった対策はしていませんでした。慶應経済に特化した対策を始めたのは2月に入ってからの直前期でした。直前期には自分で書いた英作文を同期のグスティくんに添削してもらい、内容や細かな言い回しがアカデミックに聞こえるように調整してもらいました。自分が言いたいことと客観的な捉えられ方との齟齬が分かってとても良かったです。彼の英語力は半端なかったし、すごく勉強になりました!本番では自分でも満足のいく200words超えの大作を書くことができました。ちなみに、慶應経済の英作文に慣れてしまえば、早稲田政経の英作文は余裕だと思います。



○国語


実は高3の4月から6月くらいまで駿台で国語を受けていましたが、大手の雰囲気がどうしても私に合わなくて夏期講習からグノーブルに変えました。駿台では現代文、古文、漢文でそれぞれ別の講座を取らなければいけないのがまた面倒でした。グノーブルは現古漢を1ヶ月ごとにローテーションで同じ先生に習えるところが良かったです。グノーブルでは絹村先生という方に最後までお世話になりました。国語を楽しいと思わせてくれるような先生で、面倒見もよく、素晴らしい方でした。



現文: 現代文は、たくさん解いていくうちに自然とできるようになりました。ゆげ塾の記帳義務に合わせて二週に一度必ずセンター現代文を解いているうちに、センターは60点台から90点台前後まで成長しました。秋ごろから早稲田の国語の過去問に取り組み始め、受験する学部は全て10年分以上解きました。その結果、直前期には早稲田の現代文では満点か1〜2ミスくらいを維持できるようになりました。


私が現代文を解く際に意識していたことは、筆者が一番言いたいことは何か、作問者は何を答えさせたいのか、以上の2点を常に意識しながら問題を解くことです。筆者が一番言いたいことを常に片手で掴みながら、もう片方の手で解答に必要な情報を集めていくような感覚でした。問題集は特にやりませんでしたが、この2点に留意しながらたくさん問題を解き進めれば現代文は伸びると思います。



古文: 古文はグノーブルで習ったことの復習に加え、河合塾のステップアップノート30と重要古文単語315をやっていました。この2冊の参考書は使いやすくてとても良かったと思います。過去問演習で間違える度にステップアップノートに戻って復習していました。苦手科目だったので古文を得点源にすることは諦め、最低限の助動詞、助詞、敬語を完璧に抑えることを意識して勉強していました。最終的には早稲田の商、社学くらいの難易度の古文であれば対応できるようになりました。政経、文のレベルになるとできる時とできない時のムラが激しかったです。あまりアドバイスはできません。



漢文: 漢文は受験期前半にZ会のスピード攻略を3周しました。薄くて使いやすかったので愛用していました。これをやってからは漢文に苦労することはあまりなかったと思います。直前期はグノーブルで扱った漢文を字付きしながら音読していました。漢文も音読が大事です。



○世界史


使っていたものは、ゆげ塾のテキスト、山川の教科書、山川の用語集、浜島の資料集、Z会の実力をつける100題、東進の一問一答です。ゆげ塾のテキストは世界史のマクロな流れの確認用、教科書は記述で真似できるように表現を覚える用、用語集は分からなかった用語を確認し覚える用、資料集は視覚的記憶の定着用、Z会はアウトプット用、東進は暇つぶし用という感じで用途を分けて使っていました。



夏休みはゆげのテキストを一週間で全部復習するという荒技を遂行したあと、実力をつける100題をやり込みました。範囲によりますが最大で4〜5周くらいはして、ほぼ間違えない域に達しました。秋以降は同期の中村さんの真似をして、A4のノートに1ターム/1ページ自分のわからないところをまとめたノートを作っていました。自分の頭の整理にもなりましたし、頑張って作り上げた自分専用のノートは直前期の精神安定剤にもなりました。実際に試験場で休み時間ずっと眺めて、復習しながら心を落ち着かせていました。



過去問についてですが、本格的に解き始めたのは11月くらいだと思います。受験する学部はそれぞれ10年分以上解きました。直前期は過去問で間違えたところを潰していくのが一番効率が良いと思ったので、過去問を解く→間違えた問題の範囲をゆげのテキスト、用語集、資料集で確認→自分のノートにまとめるというサイクルを定着させました。



ゆげ塾の生徒ならば世界史が楽しくてついつい時間を割いてしまいがちになるかもしれませんが、受験において最も重要なのは英語です。世界史だけできてもお話にならないのが今の受験なので、世界史に夢中になりすぎるのは要注意です。



○小論文


慶應に必ず合格したいと思ったので、グノーブルで講座を取りました。小論文はもともと国語力と教養がある人ならば苦労しないでできてしまうものだと思いますが、私は限られた時間の中で自分の意見を文章化することが苦手だったので塾に通いました。私のような不器用な人は塾に通うことをお勧めします。



グノーブルでは中村先生というとても厳しい先生にご指導を受け、ダメなところをたくさん指摘していただきました。最終的にはグノーブルで習った意見提示の型に合わせて、読みやすい文章が書けるようになったのでとても良かったです。



過去問は慶應経済を10年分、文学部を2年分解き、全て中村先生に添削していただきました。慶應受験の直前期は、それまでに書いた小論を見直してポイントを確認するとともに、自分が本番で書けるニュースネタを30個程ノートにまとめました。1つのニュースでも様々な観点から書くことができますし、アイディアがたくさん浮かんできて面白かったです。



○勉強法まとめ


私の勉強法には科目を問わず、2つの共通点があります。



1つ目は、1つの教材に軸足を置き、徹底的に継続してこなすことです。一番やってはいけないことが、目的もなく問題集を解き、コロコロ着手するものを変えることです。問題集の良し悪し関係なしに1つそれと決めて完璧にすれば、必ず実力アップにつながると思います。例えば、ある英文に何回取り組んでもわからなかったのに、ある時急にわかるようになることがあります。何回も繰り返すことによって生まれるこうした知的な発見こそが、実力向上にはとても重要なものだと思います。



2つ目は、優秀な友人の真似をすることです。プライドなんか捨てて他人から吸収できるものは全て吸収してしまえば良いと思います。色々真似してみると自分にあったものが見つかると思いますし、それを自分なりに少しずつ改良してみるのも良いと思います。自分で1から勉強法を考えたり、勉強サイクルを編み出したりすることはもちろん価値のあることだと思いますが、受験においては優秀な子を真似するのが手っ取り早いです。自己流を貫くと最終的には時間を無駄にしてしまうことが多いので、上手くいく方法に自分を適応させるのが良いと思います。


【聖心の後輩へ】


もっと皆さんが妥協せずに一般受験という選択肢を視野に入れてくださると嬉しいです。一般受験しづらい環境は否めませんが、自らの力で道を切り開くことはもちろん可能です。努力次第で、十分一般受験の土俵でも戦うことができるようになります。



AOや推薦を選択する生徒が非常に多いですが、一般受験の方が確実に大学や学部の選択肢が増えますし、世界も広がると思います。実際に私は一般受験を選択して良かったと感じています。自分の限界を決めつけずに何にでもチャレンジするワイルドさを持つことは、とても重要です。皆さんが将来後悔しない選択をしてください。



最後に、聖心で学んだことを大事にしてください。聖心の人間教育には人として大事なことがたくさん詰まっています。その精神を失わず、受け継いでいってください。



【最後に】


ここまで私の体験記を読んでくださって皆様、ありがとうございました。少しでも参考になれば嬉しいです。



このような結果を残すことができたのは、今まで支えてくださった両親、先生方、チューターの皆さん、友人たちのおかげです。本当に感謝しています。



そして、12期のみんな本当にありがとう!!!みんなのおかげで最後まで楽しく受験を続けることができました(^ ^)




仲良し4人組。


左から砂糖入りのタピオカ(慶應・経済)・イ グスティ ングラ ユウキ(慶應・法)中村華乃(慶應・法)・中澤志摩湖(慶應・文)

Last Updated:2020.10.28

© 2023 トレイン・オブ・ソート Wix.comを使って作成されました